はじめに
はいよー！
おはようございます。
なんだか体調が芳しくないタクさんです。
なんでも風邪も流行っているみたいですねぇ。
僕は、風邪ではないんですが、どうにもダルいです。
みなさんもお身体お大事にしてくださいね。
さてさて、この身体ってねぇ。
まさしく借り物って気がしますよね。
僕らはまさに何も持たずに生まれてきて、
何も持たずに死んでいくわけですが、
そもそも、何かを持ったことすら無いんですよね。
僕らは内臓の働きにも一切関与してませんし、
髪の毛が生える速さや心臓の鼓動、胃の動きに血液の流れ。
これらにも一切関与していないんです。
そ・し・て、、、。
思考の働きにも全く関与していないんですよね。
ただ、僕らは思考の働きだけはどうしても上手くコントロールしなきゃいけないっていうね。
そんな思いを持っていたりするんです。
この思いってね。
いわゆる思考の中の自我ちゃんという働きがやっておるわけです。
自我ちゃんとは、自分という架空の設定を作り出し、その自分をより良くしようとする働きなんです。
ま、そんな自我ちゃんがある時ポコーンと現れるんです。
しかも形があるものとして生まれるわけじゃなくて、
思考の中の概念として生まれるんですよね〜。
だからね。
自我ちゃんって、霞（かすみ）のようなものなんです。
仙人は霞（かすみ）を食べて生きている。
なんて言いますが、僕らが「自分」だと思っているものもまた霞（かすみ）のようなものだったんですね〜。
このあたりが、面白いところです。
・自己をより良いものにしようとする働き
さて、この自我ちゃんは自己をより良いものにしようと働きます。
自分強化をしようとするわけですね。
つまるところ、より良い自己を作っていこうとするわけです。
より良い自己を作るからには、ダメな自分を排除することが大事になります。
だから僕らが問題を抱えていると思っているときって、
どこかに「ダメな自分」を抱えているということでもあったりするんです。
そしてね。
そうやってダメを排除して、より良い自己を作っていくこと。
これを僕らは幸せになる道だと錯覚しているんですよね〜。
素敵なパートナーに出会いたい！
とか、
お金持ちになりたい！
とか、
すごい地位を手に入れたい！
っていうのもね。
それが幸せへの道のように感じたりすることもあるかも知れませんが、
この自我ちゃんが作った条件をクリアすることが幸せへの道というのは錯覚なんです。
そもそもね。
不幸というモノ自体も存在していないんです。
・判断が分離をつくる
この不幸というものは、より良い自分を作ろうとする過程でどうしても出てきてしまうイメージのひとつなんです。
より良いっていうのは、その根底には、何が良くて何がダメなのか？という判断があるわけですが、
この判断材料を僕らは誰かから聞いたり、何かしらの経験によって手に入れていくわけです。
そして、この判断をたくさん集めていくわけですが、これらが集まれば集まるほど、より良い自分になれると思いきや、実はどんどんこの判断に縛られていってしまうんです。
なぜなら、判断は良いと悪いに分けるための材料ですからね。
よいを手に入れようとすればするほど、その裏にある悪いもついてきてしまうわけです。
金持ちは良いことだ！を手に入れると、金がないのは悪いことだ！を同時に作っちゃうわけですね。
お金なんて天下のまわりものなわけですから、ある時もあれば、無いときもあるわけです。
それが普通です。
でも、無いのは問題だ！って、問題を作っちゃうんですよね。
また、判断を手にすることでその判断に縛られてしまうので、今度はその判断によって自由を奪われてしまいますので、いつの間にか、
「あれ？なんか知らんけど、しんどい！」
ってなったりするわけです。
・問題をクリアすることが幸せへの道
そんな問題をクリアすることが幸せへの道！ってことじゃないんです。
そもそも、それは自我ちゃんの問題をクリアすることの話なんですが、その自我ちゃん自体が霞（かすみ）ですからね〜。
不幸というのもまた、この自我ちゃんが作った霞（かすみ）なんです。
思考は実体のないイメージですが、イメージだからこそどんどんとイメージがイメージを生み出していくんです。
だからね。まずはそんな自我ちゃんという働きに注目することをやめてみるんです。
変な話、注目をやめるには、見てみることが役に立ったりするんですけどね。
この辺の話はまた今度してみようかと思います。
ではでは〜♪
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