Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

価値観という幻想に化かされるな!

はじめに

へーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

なんかねぇ〜。
最近の流行りなのかもしれませんが、
SNSでもYoutubeなんかでもやたらと論破合戦みたいなのが流行ってたりしますよね。

ま、エンタメの一種としては面白いのかもしれませんがね~。
僕は、論破合戦よりもボクシングや将棋のほうが面白いかな〜。
最近はスト6にハマっていて、誰かの対戦を見ているだけでも面白いです。

でね。
こういった論破合戦ってあくまでエンタメとしてやってるんだ!ということをどこかで忘れてしまうと、結構マジになっちゃって心をやられたりするんでしょうね。

でもなんか、風潮として、仕事の能力があること。
頭が良いことというのが、なんか必要以上に持ち上げられているような気がしますね。

こういったエンタメ口喧嘩では確かに短期的な頭の回転って必要なんでしょうけど、
これって、小学生の間で足が速い子がもてはやされるというのと何ら違いはありません。

足が速いのはすごーい!って感じですが、別にそこに絶対的な価値があるというわけではありません。
もちろん、足の速さって努力で多少速くなったりしますが、生まれつきの特性も大きいわけです。
つまりは、たまたまなんです。

そしてこれは、能力とか頭の回転も同じですのでね。

たまたま、頭の回転が速いだけで、そこに絶対的な価値はないんです。

能力もそうです。たまたま何らかの能力に秀でているというのは、凄いことではありますけど、絶対的な価値はないんです。

いや、私は努力をしたんだ!って方もおられるかもしれませんが、この努力ができるというのもまた、一つの性質に過ぎず、この性質は「あやとりが上手」というのと価値の差はありません。

あやとりが上手なのは凄いですが偉いわけじゃありません。
努力もスゴイですが偉いわけじゃないんです。

あらゆることに絶対的な価値というものはないんです。
そもそも価値観というモノ自体が幻想なんです。

この価値観は幻想であるということを忘れちゃうと、色々と「苦」を作ってしまう原因にもなってしまうんじゃないかな〜って感じます。

 

自己評価という幻想

価値観という幻想が「苦」を作ってしまうというのは、どういうことかと言いますと、
この価値観という幻想によって、自己評価を作ってしまうということがあるからなんです。

そしてこの自己評価によって僕らは苦しんだりするわけです。

また、この自己評価が低くなりますと、自己防衛というものが過剰になります。
そして、自己防衛のためにやたらとマウントを取りたくなっちゃったりもするわけなんです。

また、自己評価へのこだわりが強くなってくると、他人に対しての評価も厳しくなったりするんですよね。

SNSなんかでは他人の顔が見えないということも相まって、勝手に自身の価値観を押し付けて口撃するなんてことなっちゃったりするんですね〜。

仮に誰かを言い負かしてその場はスッキリしたとしても、結局これは自分に返ってくるんですよね。

なぜなら、自己評価のハードルを上げてしまうことになるからです。
自己評価のハードルが上がるほど、その評価によって自分が苦しむ原因にもなってしまうんです。

価値観という幻想に化かされるな!

ま、そんな価値観は、勝手に都合よく作られた観念に過ぎません。
そんな価値観を真に受ければ受けるほど、自分を過小評価する条件になってしまうんです。

価値観はエンタメを楽しむルールとして遊ぶには良いんですが、真に受けるものじゃないんです。

価値観によって低くなった自己評価を取り戻すのに、なんとかこの価値観に沿うような自分になろうとするのも悪くはないんですよ。何かを克服するというのもまた最高のエンタメですからね。

ですが、そこで不当に苦しんでツラすぎるというのなら、価値観の方を捨てちゃえば良いんです。
だってこんなの、霞(かすみ)のようなものですからね。

価値観は幻想です。
そして、この幻想はエンタメとして遊ぶものなんです。

この価値観の幻想性に気づくほどに僕らはこの幻想から解き放たれるんです。

もし、あなたが今「何やら心が苦しいなぁ」と感じておられるのなら、
何かしらの価値観の幻想に化かされているのかもしれません。

価値観はあなたより上位の概念ではありません。あくまであなたが楽しむためのツールのひとつなんです。

だから、苦しみがあると感じた場合は、
「はて?どんな価値観の幻想に化かされているんだろう?」
とその幻想を突き止めてみたら良いんです。
それは至極真実っぽい装いをしているかもしれませんが、幻想なんです。 

 

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