Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考はちょっとおっちょこちょい

はじめに

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

ちょっと前に、とある少年が、
YouTubeで世界的に感染症が流行る!とコロナのことを予言していたのが、
インチキだったー!
って話題になってましたね。

カラクリとしては、膨大な数の未来予言動画を作っておいて、当たったもの以外は消しちゃう。
という方法だったらしいです。

そういえば、
僕は、15年くらい前にテレビにも出て話題になっていた、
未来予知ができる主婦!
という人に、縁あって未来を教えてもらったことがあるんですが、
あれから15年経った今、全くもって当たっていなくて、
かすりもしておりません。

結構当時の状況からは妥当な未来を言ってもらった気がするんだけど、
蓋を開けてみれば、今の状況は当時から見て完全に予想外の状況だったりするんですよねー。

ま、未来なんてわからなくて当然で、
わかる人なんていないから、
予言がたまたま当たったりすると大騒ぎになっちゃうんですねー。

 

未来がわからないのは当たり前

ま、そんなわけでしてね。
未来はわからないんです。

もちろんね。
思いっきりマクロな予測というものは、過去分析予測で多少の予測はできると認められておりますけどねー。
それはあくまでもマクロ的なものですのでね。

個人的な未来のことは、基本わからないのが正解なんです。

でもねー。
僕らは、この未来をどうしても確定したいと思っちゃうんですよね。

きっと占いが大人気なのもそのせいなのかもしれません。
コンビニにも占いの本は必ずといっていいほど置いてありますし、
お正月なんかには、今年の運勢は??みたいなコンテンツが溢れかえりますし、
初詣の神社では、おみくじが大盛況ですもんねー。

ま、それでもやはり、わからないものはわからないんです。
ましてや、確定なんてできるわけがないんですよねー。

思考によって不安が掻き立てられるフック

ところがねぇ。
この未来を確定できないことを意識しちゃうと途端に僕らは不安になってしまうんです。

絶対無理なんですよ。
未来を確定することなんて。

落ち着いて考えると、絶対無理なことはわかってるんですよ。

それでもね。

今の仕事、十年後も大丈夫なんだろうか?

老後、健康は大丈夫なんだろうか?

とかね。

考えちゃうと、途端に不安になり、十年後でも大丈夫な仕事のことだとか、老後の生活設計を考えて、なんとか確定させたい!

ってね。
やればやるほど、ちゃんと不安になるんです。

思考の暴走とシャットダウン

もうこれはねぇ。
思考の一種のバグのようなものだと思っておいた方がいいですね。

思考って、とっても便利なツールでして、主な働きは自己防衛として使われます。

だから、僕らは学習によって危機を回避するという技を身につけてきたわけです。

ですが、この思考に自己の安全を確定できない問いを投げつけてやると、
途端に混乱し始めるんです。

これはね。
コンピュータで言うと、無限ループするプログラムを実行してやると途端にコンピュータは暴走してしまうのと一緒なんです。

コンピュータってすごい計算ができて、ものすごく賢いはずなのに、
ひとたび、ループするプログラムが実行されると、制御不能になってクラッシュするまで暴走しちゃうんですよね。

なんか、
知性が高く、力もある龍が、一個だけ逆さになっている鱗(逆鱗)を触られると、
途端に激おこぷんぷん丸になる!
っていう可愛さを感じますよね。

そう。
思考ちゃんはわかるはずもないことをわかろうとすると、暴走するんです。
そして、その不安感はループしちゃうんですよね。

この思考の大暴走への対処法は、コンピュータと一緒で、一度シャットダウンしてやるしかありません。

思考ってとても役立つ万能ツールのような素振りをしてますが、
結構おっちょこちょいなやつなんです。

あ、しまった。暴走した!と感じたなら、
とっとと、一旦シャットダウンしてやりましょう。

 

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