Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

苦の仕組みと苦の正体

f:id:takuteto:20211110000337j:plain

【はじめに】

ほい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

ゴキちゃんいるじゃないですか。
皆さんの大嫌いなあのゴキちゃんです。

このゴキちゃんが逃げる時、IQが340にもなる!
なーんてね。
ずっと以前なんですが、そんなニュースを小耳に挟んだことがあるんですけどね。

ま、そもそもIQをどうやって測ったんや!
ってツッコミ満載のニュースではあるんですが、
まあ、追いかけるとものすごく素早い判断力で右に左に逃げてくれますよね。

一体どこに目が付いてるんだ!っと思わんばかりの逃げっぷりです。

ま、ゴキちゃんに知能があるのかどうかは別として、
逃げるときには能力がフルマックス状態にあるんだろうなーってのは、
想像に難くないですね。

人間も含めて、僕ら生き物は、危機に対しては最大限の能力を発揮して、
その危機に対応しようとするんです。

火事場の馬鹿力!
なんて言いますもんね。

僕が今も昔も、ギリギリにならないとやる気にならないのも、
きっと生き物としての習性がそうさせているんだ。
って言い聞かせています。

夏休みの宿題は最後の日にやっつけるタイプでした。
今は、締切ギリギリにならないと仕事をする気が起きません。

早め早めにデキる人はマジでスゴイな〜って思います。

皆さんはすぐに仕事を片付けるカッコいいタイプですか??

 

【優れた危機察知能力】

さてさて、
僕らは危機に対しては最大限の能力を発揮しますし、
さらには、危機を察知することを最優先にしています。

そして、人間の能力で一番優れているのは知能ですよね。
知能とは思考のことです。
この思考は常に危機を最優先するように出来ているんです。

なぜなら僕らがもつ最も優れた能力こそが思考能力ですからね〜。
この思考を最大限に使って危機に対応しようとするんです。

だから、うまくいっていること。
有り難いこと。

そういうことは、思考ちゃんにとっては「どうでもいいこと」の引き出しにしまわれているんですよね。

それよりも、今、危機は迫っていないか?ということに夢中なんです。

【苦の正体】

これは、生き物として当然のことなんですよね。
ペットを飼ってる方は分かると思いますが、
捕まえようとするとものすごく素早く逃げますもんね。

人間もそれと変わらないんです。
危機が迫ると最大限の能力をフル活用して避けようとするんです。

この危機対応能力と思考は密接につながっております。
思考は危機を察知したなら、体全体にそのシグナルを送ります。

そして、このシグナルこそが、僕らが「苦」と表現しているものなんですねー。

不快なんですよ、このシグナルは。

だって、快感だったらそこに落ち着いちゃいますもんね。
危機が迫ってるのに落ち着かれると困りますからね〜。

【不快感に罪はない】

まあだから、このシグナルには罪はないんですね。
ただ、困ったことが一つあります。

それは、目の前の危機ではないものに対して危機を作り出してしまうことなんです。

これがね〜。いわゆる思考のストーリー内での危機なんですよね。
これはあくまでのストーリー上の演出なんですよね。

まさに映画のクライマックスと一緒です。

目の前に危機はないのですが、思考のイメージの中に危機を演出しているんです。

これは僕らの思考ちゃんがストーリーを作れるという優れた能力を持っているからなんですけどね。
このストーリーを目の前の現実だと錯覚しちゃうからどんどん「苦」のシグナルが送られてしまうんです。

そこに僕らは苦悩してしまうんですよねー。

【自分という錯覚】

ではなぜ、ストーリーを現実と錯覚しちゃうのか?というとストーリーの中の仮の自分を真実の自分だと錯覚しちゃうからなんです。

思考のストーリーにも罪はありません。
映画を見てて、それがまるで真実だと錯覚していること。
ここが罪なんです。

ちなみに、ここでいう罪とは的外れという意味です。

この的外れさが見抜かれるには、ストーリー上の自分がなんとかしようとするということではなく、ただ、ストーリーを置いておくことです。

そして、置いておくには、ストーリーの中の危なっかしい自分を信頼して受け入れてあげることなんです。

▼僕のfacebookページはこちら。よかったら「いいね」してね!
コメントなどでつながりましょ〜!