Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

【適者生存の本質】自分良ければ全て良しのカラクリ

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【はじめに】

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

弱肉強食って言葉があるじゃないですか。
強いものが食べ、弱いものは餌になる。
みたいなね。
だから、強いものが生き残るのだー!
的なやつですね。

あれねぇ。
ウソなんですよね。

もしあれが本当なら、ライオンとかトラは弱肉強食のトップにいるから反映しているはずですよねぇ。
でもね。ライオンやトラは絶滅の危機に瀕しているんです。
逆に狩られる側のはずのウサギさんなんかは結構数がいて繁栄してますよね。

この事実からして弱肉強食ウソだということがわかると思います。

このウソを結構真実だと信じて、しかもそれを人の社会でもそれがはびこってるような錯覚をしている人っていると思うんです。

最近はインフルエンサーがやたら稼いでたりするじゃないですか。
すると、稼いでることが強いことであって、私はいくら稼いでるからエライんだ〜!的な錯覚がはびこったりしてるな〜って感じたりします。
そして、強者こそが繁栄し、弱者は排除される。
みたいな想いに駆られ、
驕り高ぶってしまったが故に叩かれて落ちぶれていく。

なーんてことも起こったりしております。

弱肉強食はウソですし、人間社会にそれを適用しても全く機能しないんですよね。

 

【本質は適者生存】

弱肉強食はウソなんだとしたら、本質はなにか?といいますと、
適者生存です。
最近は、やたらと有能こそが正義!なんて言動も耳に入ったりします。
変なインフルエンサーなんかが、こういうやつは馬鹿、有能な人はこういう人。
みたいなポジショントークを繰り広げて悦に入ったりしてるんですけどね。
そもそも有能なんてものは存在しないんです。

有能さは遺伝子に組み込まれていて、遺伝するっていうのも違います。
それは有能さではなくて、一定の環境内にいればもしかしたらうまく機能する能力っていうだけでしてね。
環境は常に変わっていくので、普遍の有能さなんて存在しないんですよね。

つまりは、先進国の大都市でちやほやされる能力と、アフリカの奥地で役に立つ能力は違うということです。

有能、無能の区別は一定の条件を当てはめたときだけしか存在せず、その条件は普遍の真実ではありえません。

つまりは自身を有能だと思ってる人は井の中の蛙にすぎない。
っていうことです。

ここを錯覚して驕り高ぶっちゃうと足元をすくわれてしまうんですよね。

【人間社会で通用する適者】

さて、適者生存こそが本質だとすると、人間社会で通用する適者とはどういう性質なのか?
といいますと、
やはりそれは、他人に対する思いやりと優しさ。
これだと思うんですよね。
なぜなら、人は社会的な動物であって、一人で生きる動物ではないからです。
となると、他人に対して思いやりと優しさを持つ人こそ信頼され、生かされるわけです。

他人を勝手に判断して、あいつは馬鹿だ!俺は天才だ!って言ってると、そのうち人に愛想を尽かされますからね〜。

ただし、弱肉強食信者は人の優しさにつけ込んでくるパターンもありますので、その匂いを感じたならさっさと距離を取るというしたたかさも大事なんですけどね。

【自分良ければ全て良しのカラクリ】

では、人間社会で適者になれる優しさという能力を得るにはどうしたら良いか?
ということですが、
それは、「弱い自分を認め受け入れること」なんだと思うんですよ。

へ?人にやさしくするのに、なんで弱い自分の話になるの??

ってことなんですけどね〜。

人って、結局他人に向けられる怒りって、もし、自分がその他人ならその自分も許せないと思ってることになるじゃないですか。

でも、最も弱い自分を受け入れられるとするならば、どんな自分でも許せるはずなんですよね。

そうなると、弱い他人に対しても許し受け入れ、愛でることができるようになるんです。

誰しもが持っている自分の弱さを受け入れ、そして愛でることが他の人に対する優しさにもつながってくるんですよね。

昨日の記事では、他人の感情が移っちゃって困る人のお話を書きましたが、
そんな感情も自分の感情として許し受け入れ、そして愛でてあげることができたとしたならば、そんな他人もまた、愛でる対象としてみえてくるっていうもんです。

きっとイエスさんの隣人愛の話も、そういう話なんだと思うんですよね。
だからまずは自分を許し、愛でてあげることが大事だということになるんです。

結局の所、自分って自分にだけ許されていないんですよね。

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