はじめに
はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
条件反射ってご存知でしょうか?
きっと皆さんが条件反射と聞いて思い浮かべるのは
「パブロフの犬」かもしれませんね。
パブロフさんという人が飼っていた犬の実験で、
餌を上げるときにカネを鳴らすと、カネの音を聞いただけで
よだれが出てくるってやつです。
僕ら人間にもいろんな条件反射がありますね。
有名なのはレモンを使った実験です。
レモンをギューッとコップの中に絞って、
それをグイッと飲むっ!
これを想像するだけで口の中に唾液が出てくる。
ってやつですねー。
きっと、このレモンのくだりを読んだだけでも唾液が出てきたっ!
なんて方もおられるのではないでしょうか?
これも条件反射です。
条件反射とは、後天的な経験や習慣によって反射的に起こる反応のことなんです。
転けそうになったりすると手が出たり、熱いものに触れたら手が勝手に引っ込む。
みたいな反応は生まれつきのものなんですが、条件反射は、後付けで身についた反応なんです。
・思考への反応もまた条件反射のひとつ
さてさて、
そんな条件反射なんですが、僕らが普段起こってくる思考に対して起こる反応もまた条件反射のひとつなんです。
昼休みになったらお腹が減ってくるとか、この小物を持ってるとテンション上がる!
みたいなものもそうですし、
恐れやいつも湧き上がってくる嫌な思いや、常にやってくる不安感もそうですし、
「あ、今の自分はこれでよかったっけ?」
っていう確認作業なんかもそうです。
とくにこの確認作業ってうざいですよね〜。
誰かと軽く挨拶しただけだったり、ちょっと人と軽く言い合っただけでも、
「あの感じの自分で大丈夫だったかな?」
っていちいち確認を求めてきたりしますもんね〜。
その時の若干ドキッとして不安になったりするんですよね。
恐れや不安は、うざいを通り越してホント捨てたくなりますもんね。
いろんな思考にいちいち反応するのもまた条件反射のひとつなんです。
・条件反射っておもしろいよね。
でも嫌な反応をすべて消し去りたいっ!と頑張ってもキリがありません。
テンション上がる〜!というような小物に囲まれたり、好きな服や好きな香りに包まれていい気分になる!っていうのは良いんですけどね。
ただ大事なのは、これは条件的に起こっている単なる反応なんだ。
ということを知っておくということなんです。
僕らは単なる反応に過ぎないのに、それを本当のことだ!とついつい思い込んじゃいますのでね~。
そのせいで、この反応に振り回されちゃったりするんです。
だって、レモンを想像して唾液が出てきたとしても、
本当にレモンを食べてるとは思わないですよね?
うおっ!唾液が出てきた!これは本当にレモンを食べてるんだ!
「やべー、すっぱい!!!」
「こんなに食べたら胃に悪いかもーーー!」
って思わないじゃないですか。
想像してるだけなのに、唾液が出てくる。おもしろーい。
で終わりですもんね。
同様に思考や感情に対する反応も同じで実際に起きてることじゃないんです。
単に、起こったかのような反応をしているだけなんです。
このことをちゃんと知っておくのがオススメです。
「へぇ〜。おもしろいねー」で以上!終了!なんです。