Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

嫌な思考ちゃんは抱き寄せてあげればいいよ。

はじめに

はい。
おはようございます。
タクさんです。

みなさん、バッファロー理論ってご存知でしょうか?

これはバッファローの習性についてのお話なんですが、
嵐がやってきますと、牛はその嵐から逃げようとするんです。

でも嵐って牛の逃げ足よりも早くやってきますので逃げられないんですよね。

ですが、ずっと逃げようと走り続けますのでいずれ嵐に追いつかれて、ずっと嵐の中を逃げ続けることになってしまうんです。

ですが、バッファローは嵐がやってくるとその嵐に突進していくんです。
そうすると、嵐とすれ違う形になりますので、嵐に遭遇する時間が短くなるんです。

まあこの話は、面倒なことや嫌なことは避けようと逃げ続けてもずっと追い続けてくるから、率先してツッコんだほうが楽だよ!ってな教訓で語られているわけです。

まあね~。
みーんな、嫌なことって嫌ですもんね。
でも、好きなことをやるにもその中にはどうしても嫌なことってついて回りますからね。

避けようとすればするほど余計に嫌なことに巻き込まれちゃう!なんてこともあるわけです。

 

・思考を止めるのが難しいという悩み

よく頂く質問の中にも、
「嫌な思考が現れて、その思考を止めるのが難しい!どうすればいい?」
という質問があります。

これもね。
嫌な思考を避けるにはどうしたらいいのか?って話になるかと思うんですが、
まず、これを避けようとすること。
これが変に嫌な思考を存在させていることにもなるんです。

避けたいっ!と思うほど、なんていうかこれは「嫌な」思考なのだ!ということを再確認している。
つまるところ、何でもない思考を嫌なものと判断しているだけなんですが、この「嫌な」を強化しているってことなんです。

つまり止めようとしなくて良いんですよね。
「嫌な」という判断にわざわざ乗っからなくて良いんです。

嫌な思考は止めなきゃいけないということもなければ、そもそもこの「嫌な」という判断自体が嘘かもしれないよ?
ということなんです。

・思考は自分ではない

また、思考ってね。
勝手に起こっているものですよね?
だれもそれをコントロールしていません。
もしコントロールできるのであれば、この世に悩みなんて存在しませんもんね。

出来ないことをやろうとするから、思考をコントロールする方法なんていうノウハウ本がずーっと昔から今に至るまで売れ続けているわけです。

また、そもそもコントロールする必要すら無いんです。

なぜなら、その思考は自分がやっているわけでもなければ、自分に対して起こっているものでも無いからなんです。

つまり、思考は自分じゃないんです。

・嫌な思考ちゃんを抱き寄せる

思考を止めなきゃならないということもないし、そもそも「嫌」という判断も思考の勝手な判断にすぎません。
さらには、その思考は自分ではない。
もうそうなると、
「別にそのまんまでいいんじゃね?」
ってことになりますよね。

そして、
「そのまんまでいいんじゃね?」
って気づいちゃうと、これまた面白いことに、
この嫌な思考は消えていくんです。

この辺が、パラドックスになってるんですけどね〜。

だからといって、
よし!頑張って「そのまんまでよし!」と思えるようになろうとするとまたハマっちゃうんです。

だからもう逆に迎え入れてあげれば良いんです。
嫌な思考ちゃんを抱き寄せてヨシヨシしてあげて、あとは好きなように居させてあげれば良いんです。

 

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