Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考のラリー

はじめに

はい。
どうも。
テニス部出身のタクさんです。

テニス部と言ってもねぇ。
僕はサボりまくりだったのでろくに練習もしておりませんでしたので下手くそだったんですけどね。

それでもテニス部には試合もあったりするんですよ。

これがねー。
とっても恥ずかしいんです。

サッカーのような団体スポーツならね。
なんかボールに向かって走ったり、
たまに「おーっし!ゴール前警戒しろ!」とか適当に声を上げたりして、
下手でもなんとなーく場に溶け込むことって出来るじゃないですか。

でもテニスだと完全に1対1ですからね。

めちゃくちゃ実力の差が出ちゃうんですよ。
ましてやこちらはサーブすらまともに入らないレベルですからね。
もう一方的な試合をギャラリーが見守る中延々と続けなきゃいけないっていうね。

あればっかりは、恥ずかしかったな〜。

ま、それはそうと、
テニスの試合を見ている観客って、
みんなそろって、右を向いたり左を向いたりしてるのって
ちょっとおマヌケな感じがしますよね。

 

思考のラリー

さてさて、そんなテニスなんですが、
実は思考というのもちょっとテニスに似てるんですよ。

思考ってね。
思考同士でラリーをしてるんです。

なにか思いつくとしますよね。

「あっ!家賃振り込まなきゃ!」
みたいな感じでね。

するとこの家賃振り込まなきゃ!という思考の言葉を聞いちゃいますよね。
そしてこの聞いた言葉に対してまた思考で返してしまうんです。

このとき、
家賃振り込まなきゃ!という言葉による印象がありますよね。
この印象の感覚によって返す言葉も変わってくるんです。

イヤーな印象を受けたなら、その感覚に沿った思考で返すんです。

例えば「あー、今月も金欠だなぁ」
という言葉が出てきたとすると、これまたその言葉を聞いた思考もまた何かで返す。

こんな感じでラリーを続けるんです。

このラリーを延々と繰り返している状態っていうのがいわゆる思考に飲み込まれている状態というわけですな。

打ち返さなければラリーは止まる

ま、そんな思考のラリーを止めるには、
このラリーを返さなきゃ良いんです。

ついラリーを返したいと感じても、そこでじっとしてやり過ごしていると、
このラリーは続かずに止まっちゃうんです。

なんなら数を数えてみても良いかもしれませんよ。
そうするとラリーは止まるんです。

そのうちまた何かしらの思考が出てくるんですけどね。
それもまた、じっとやり過ごしていると、
これまたラリーは止まります。

するとね。
面白いことに気づくんですよ。

例えば、問題だと思っていることがあるとするじゃないですか。
この問題もね。
思考のラリーを続けている間しか存続出来ないんですよね。
そしてラリーを続けずにいると、問題と一緒に消えてなくなるんです。

それが、
「うそーん!思考の中にしか問題って無いの?」
っていう気づきなんです。

空を見上げて静寂に浸る

ラリーを返さないってどうすりゃいいの〜??
って感じるかもしれませんね。

そんなときはテニス会場のお客さんになってみてください。

右へ左へと続くラリー。
これが思考と思考の会話です。
これを右へ左へとみているのがあなたなんです。
確かに白熱する面白いゲームかもしれませんけどね。
そこでふと空を見上げてみるんです。

するとね。
そこには静か〜な空だけがあって、そしてラリーは止まっているんです。

残るのはなーんにもない静寂です。
そんな静寂に目一杯ひたってみたら良いんです。

 

 

 

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