Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

八方塞がりなのだとしたら、一旦そのまんまにしておこう

はじめに

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

祇園精舎の鐘の声〜、諸行無常の響きあり〜。

っていうのはね。
有名な平家物語の冒頭なんですが、
この祇園精舎ってのは、いわゆるお釈迦さんがおられたというインドの寺院なんですが、
実はこの寺院には鐘はなかったらしいです。

っていうね〜。
豆知識は置いておいて、
鐘の音ってたしかにずっと同じ音色で鳴っているのではなく、
よくよく聞いていると、様々な音色が混ざり合いいろんな音色を表現し、
そして徐々に消えていく。

まさに諸行無常の響きを醸し出してくれてますね。

あらゆるものは常に移ろう。
これは当たり前のことです。

この常に移ろう世の中で、
何かしらの判断を採用しているのだとすれば、
良い状態のものは、ずっとそのままというわけじゃなく悪くもなるし、
悪い状態のものも、ずっとそのままではなく良くなっていったりもする。

とにかく、あらゆるものは常に移ろうということでございます。

ここを踏まえて今日は「置いておく」ということをテーマに書いてみたいと思います。

 

困ったちゃんは置いておこう

まあ確かに、生きているといろんな困ったことに出くわすものですよね。
そして皆さんもその度に、なんとか困ったことを対処したりくぐり抜けたりしているかと思います。

だからね。
困ったことに出くわしたときは、まずはどうにか対処法を探るというのは自然な流れですよね。
そして良い対処法があれば、それを試していれば良いわけです。

ですが、この対処法がさっぱりわからない時にちょっとうろたえたりするんです。
ま、正確に言うとうろたえているのは僕らじゃなくて思考ちゃんなんですが、
そうなると思考ちゃんは次から次へと対処法を求めて探し回るわけです。
そしてしっくりくる対処法が全く見つからないとき、八方塞がり、四面楚歌ってな気分になるんです。

そういった時に、思考ちゃんが何をしていたとしても、そうさせておいたら良いのよ〜。
ってなことを僕もよく言っているんですが、
こういった気分のときには、
この「そのまんまにしておく」「置いておく」というのがちょっと難しく感じるかもしれません。

そのまんまはなぜ難しいのか?

「そのまんまにしておく」が難しく感じられるのは、そのまんまにしておいたら何も変わらんじゃないかー!っていう思いがあるからなんです。

この「何も変わらん!」というのも思考なんですが、思考ちゃんにとって「何もしなければ何も変わらない」っていうのはすごく真っ当に見えてしまうんです。
だから、思考ちゃんにとって「そのまんま」は難しく感じられるんです。

思考ちゃんってね。基本的に現状からしかモノを見れないんです。
この「現状」としているのもまた、思考ちゃんの解釈なんですけどね。
この「現状」や今の気分からストーリーを練り上げるのが思考ちゃんの働きなんです。

ですので「何もしないでそのまんまにしておく」っていうのは思考ちゃんにとっては受け入れがたいんです。
そのまんまだと何も変わらんじゃん!放っておいたら現状維持になってしまうやん!
と考えてしまうんです。

放っておいたら現状維持はウソ

ですがこの思考ちゃんが考える「放っておいたら現状維持」というのはウソなんですよ。
そもそも、ありとあらゆることは常に移ろうんです。
ですから、手出しができないのであれば、そのまんまにしておくというのはとても真っ当な戦略なんです。
風林火山でいうところの、動かざること山のごとし!です。

この「常に移ろう」ということをなかなか受け入れられないのも思考ちゃんの特性なんですが、そのまんまにしておいても、状況が変われば新しいアイデアをちゃんと持ってきてくれるのも思考ちゃんなんです。

だからね。
どうしようもない!ということがあるのなら、放っておいたら良いんです。
放っておいてもちゃんと思考ちゃんは自動的により良い方法を探り続けてくれてますのでね。
そこにおまかせしておけば良いんです。

 

 

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