Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

全てが私と溶け合うとき

はじめに

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

みなさんももしかしたら経験があるのかもしれませんが、
子供の頃、親におねだりするときに、

「買って〜!みんなもってるんやで〜」
「みんなってだれや!!!」

みたいなくだり。
ありましたよね〜。

ま〜、それで大体はうまく行かないんですけどね。
でもたまにうまくいくこともあるんですよね〜。

みんな言ってる!
みんなやってる!

っていうのがね。

なんか僕ら人間にとっては大きな説得材料になるっぽいですね。

でも、ここがどうにも僕らが上手くダマされてしまう要因になっているのかもしれません。

今はこれが流行ってるんですよ〜!
なんていうセールストークもあったりしますからね〜。

ちなみに、馬鹿の語源もこれとよく似た話だったりしますよね。

鹿を持ってきて、
「馬を持ってきました〜!」
って言ったりしてね。

そこで、馬だという人と鹿だという人が論争になった。
みたいな話です。

その後、鹿だと言った人はみんな殺されちゃう。っていうね。
そういうお話です。

興味がある人は、「超高 馬鹿」などでググってもらえればいいと思います。

ま、そんな感じでね。
僕らがみている世界観というものは幻想のようなものなんですが、
その幻想が共有されていると、真実っぽく見えてしまう。
って言うことがあるんですよね〜。

 

全ては「私」の中にある

僕らはねぇ。どこまでいっても「私」という器から出ることは出来ません。
これは言いかえると、僕らがみている世界や見ている他人。
これらもすべて「私」の中にあるということなんです。

僕らが見ている世界もすべて「私」の中にあるんですよね〜。

そして、そんな「私」の中の世界でもう一つの私を作っているんです。

私の中にもう一つの私を作ることによって、
私の中は大きく2つに分かれることになります。

それが、「私」と「私以外」というわけです。

そうなんです。
僕らは、「私」の中に「私」と「私以外」を作っているんです。

「私以外」というのは他人も含まれています。

つまり、他人もまた「私」の中にあるわけですねー。
ですので、他人も私そのものだというわけです。

「私」と「個人的な私」

私の中に作られる「私」を個人的な私だとします。
そして、この個人的な私が小さくなるとき、外の世界が大きくなるわけです。

そうなると僕らは、外の世界に私が押しつぶされそうな気がしてしまうんですよね〜。

そして、この個人的な私が小さくなる要因となるのが、
「私」という器の中で作られた個人的な私が、「私」の器の中にある別のものと比較することで、「足りない私」を作ることによって起こるわけです。
でもどっちも「私」ですのでね。「足りない私」っていうのは錯覚なんです。

また僕らは、「個人的な私と他人」という観念をみんなで共有してたりしますので、
なんか、個人的な私がいるように錯覚しているわけです。

「体の感覚は私だけにしか感じないから個人的な私はいるじゃん!」
ってなこともよく聞かれるんですが、これもまた、単に起こっている感覚に、主体者という概念をくっつけて、その上で個人的な私をこの概念に当てはめて〜ってやってるだけなんですよね。
もう、言葉で読んでると、なんだか訳がわからないことになっちゃいますね。

こういう話を聞くと、なんとか理屈で理解したくなったりするものなんですが、
理屈で理解しようとすると途端に混乱してしまいます。

なぜなら、理屈というのは、そもそも、私と私以外とで分離された世界観が大前提になっているからなんです。

全てが私と溶け合うとき

ですが、あなたが見ている世界はすべて、私の投影なんですよね。
全ては私であり、その中にいる個人的な私は、この「私」の外に出ることは出来ないんです。
人生もまたこの「私」という器の中で起こっているストーリーなんです。

人生とは、「私」の中にいる個人的な私を救うステージである。
と言っても良いかもしれません。

一旦、個人的な私にくっついているあらゆる観念を剥がし取ってみるといいかもしれません。
個人的な私とはただの観念の寄せ集めですのでね。剥がされると個人的な私もなくなるんです。
観念の寄せ集めなので、イメージそのものなんですよね。
そして、イメージはイメージしないと維持できないものなんです。
そうやって観念を剥がしてみること。それが個人的な私の救いになるんです。

個人的な私が救われることによって、本来の「私」へと回帰していきます。

そして、全てが私であったことに気づくとき、「私」は全てと溶け合うんです。

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