はじめに
おはよーございまーっす！
タクさんです。
みなさんどんな天気が好きですか？
僕は晴れが好きです。
まー、晴れが一番人気ですからねー。
大体の人は晴れがいい！ってなると思います。
ちなみに、僕は仕事柄、撮影現場によく出向くことがあるんですが、
撮影シーンによっては、ちょっと晴れは困ることも多少あります。
曇りの方が光を調整しやすかったりするんですよね。
農業をされている方なんかだと、晴ればっかりは困りますよねー。
雨乞いなんて言葉はよく聞きますが、晴れ乞いと言う言葉はあまり聞きません。
雨は雨で、それなりに人気だということですねー。
とね。
いきなり天気の話で始めてしまいましたが、
別に話題がないから天気の話をしているというわけではございません。
ただ、天気というのはちゃんと変わるんだ。
ということをねー。
いっておるわけです。
なんのこっちゃ？ってことなんですが、
「今」というもの。その全てはまさに天気のようなものです。
変わらない天気なんてありませんよね。
「今」というものも天気と同様に常に変わっているものなんです。
全ては変わる
あらゆることは、すべて常に移り変わる。
これがこの世の真実です。
変わらないものはありません。
でもね。
一つ厄介なことは、思考は常に変わるものを捉えることができないということなんですよねー。
変化を概念としては捉えられるんですよ。でも変化そのものは捉えられないんです。
だから、「今」を捉えることってできないんです。
思考が今を捉えようとしても
「はい！これが今！」
っていったところで、もうその今はどこかへ行ってしまいますよね。
さっき言った今はもう数秒前のことになってしまった。
ってなりますもんね。
だから、思考は今を捉えられません。
でもね。あるのは今しかないんです。
今以外のものって存在しないんです。
思考だけが、今を捉えられないっていうね。
そんなジレンマがあるんですよねー。
思考は状態を作る
ま、そんなわけで、変化を捉えられない思考は状態という概念をつかってね。
こういう状態になっているということで今を掴み取るわけです。
仮想の今ですね。
この状態というのは、一定の枠組みに括られたものです。
状態の中には変化はありません。
いわゆる固定されたものなんですよね。
実際に状態というものは存在していないんですが、思考の中では固定された状態というものにしないと捉えられないので、変化を固定されたものに変換して思考はそれを掴み取るというわけです。
その状態は永続するような錯覚をつくる
でね。その状態というものは固定されてるので、
なんていうかねー。その固定された状態が真実としてここにある。
と言った感じのねー。錯覚を感じてしまうんですよね。
そしてね。この状態というのがまるでずっと続いているかのような、そんな錯覚さえ起こすことがあるんです。
もしこの状態が好ましくないと思っている状態だとするならば、
「なんとかしなければそれがずっと続いてしまう。」
といったような思いも引き起こします。
そしてね。
こんなのずっと続いたらたまったもんじゃありませんからねー。
早くなんとかしなければならない！ってなるわけですが、
そのなんとかしなければという方策がわからないときに、
「どうしたらいいのー！！」
って悩むわけですよねー。
そんな悩みに対してお釈迦さんは、まずはちゃんと観なさいよ！と教えているわけです。
この観るは、主体としていたものを客観視させてくれます。
そもそも、この世に主体も客体もないんですけどね。
そのことも、まずは主体だと思っていたものを客観視してみることで見抜かれていくわけです。
もっともっと観るが極まってくると、
なぜ自分はこれを掴んでしまっているのか？ということもあらわになっていきます。
この掴んでしまう原因をお釈迦さんは「欲」と表現しておられます。その「欲」がみえてくるんですよね。「欲」の奥にはまた別の「欲」があったりします。
であるなら、この欲も観てあげればいいんですよね。
この欲もまた、主体ではないんです。
客観視することでてそのことが見抜かれるんです。
そのうち、掴んでいるものはすべて存在しないこともみえてきます。
なぜなら、掴んでいるものは全て固定化されたものですからねー。
変化そのものである「今」には無いものなんです。
実体としては無いけど、イメージとしてあるものとも言えるかもしれませんね。
つまりは、お化けのようなものであって、僕らはお化けに取り憑かれていた！
ということなんですねー。
そんな時は、正しく観ることで、ほどけていくんです。
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