子供の頃、プロレスがすんごく流行っていました。
スターは、もう全盛期とは言えなりつつあるお年頃の猪木さんだったわけですが、
どうも、猪木の後釜となるスターがまだ出てきていない。
という感じだったんだと思います。
近所の体育館に毎年プロレス興行がやってくるわけですが、
うおー!イノキー!と叫んでた記憶があります。
ちなみに、猪木のテーマソングの歌詞が、
イノキ、ボンバイエ。
と言ってたことを知るのはだいぶ大人になってからのことでした。
ボンバンヤン♪だと思ってました。
なんで、ボンバンヤンなのか?意味はわかっていませんでしたが、、、。
へーい。
というわけで、
おはようございやす。
タクさんです。
なんでプロレスの話やねん!
ってなことなんですが、
今日は燃える闘魂!
ではなくて、
人生という戦いと、戦いの終焉について書いてみたいと思います。
みなさんもねー。
生きてりゃ、色々なことがあったと思うんですよ。
そして、いろんなことと戦ってきたかと思います。
生病老死に、
愛する人との別れに、
にっくたらしい人との出会い。
手に入らない希望に、
思い通りにならない心に体。
これらは例外はなく皆に訪れ、
誰かだけが大変でしんどいということはありません。
そして誰もが避けて通れないんです。
そしてこれらと戦うことが生きるということだったんですよね。
四苦八苦して生きてきたというわけです。
勝ったり負けたり、再挑戦したり諦めたり、
これらを繰り返してきてますもんねぇ。
これらの戦いに勝利できれば、僕らは幸せを手に入れられるんでしょうけど、、、
ま、
ぶっちゃけこれらには勝ち目がありません。
「うほっ!」
「うっそーん。勝てないの???だったら幸せになれないの???」
って思うかもしれませんが、こいつらに勝てれば幸せになれるっていうのが、
そもそも幻想みたいなもんですし、勝ったやつなんていやしませんのでね。
始皇帝ですら、不老長寿を夢見てあえなく敗れ去っておりますので。
まー、無理っす。
って話なんですよねー。
でも、悟ったら勝てるんじゃないの???
って思うかもしれませんが、
悟りとはそんな無敵な状態になるわけじゃありませんのでねー。
そんな人もおらんわけです。
でも、心配する必要はありません。
実はね。
そんな戦いなんて起こってないんです。
これらの四苦八苦には共通点があります。
それは
「思い通りにならない」
ということです。
思い通りにならないことを思い通りにしようとする戦いが起こってるように思いますが、
これは、実際には起こってません。
夢のようなもの。
つまりはイメージの中だけで展開しているだけであって、
しかも、あなた自身がそれをやっているわけじゃないんです。
とはいっても、
ナンノコッチャわからん。
ってなりますよねー。
なので、まずは、
「ワシ、いろんなことと戦ってきたなー」
ということをまずは振り返ってもらいたいんです。
そしてね。
今、ちゃーんとココにいるということもね。
改めて感じてみてあげて欲しいんです。
戦った相手については置いておいて、
あなたはちゃんと戦った。
このことは、悪くないですよね。
その結果、あなたは今、ここにいるんですから。
その頑張りと勇気をまずは褒め称えてあげて欲しいんです。
いろいろとあったけど、わしゃ頑張った!
という事実をねー。まずは受け入れてあげるんです。
そして、理由についてはおいておいて、戦ったということ自体は、
悪くなかったんです。
だって、それがあってのあなたなんですもんね。
「あ、、、あのぅ、、ワシ、、逃げたんですけど」
って方もおられるかもしれませんが、それも戦ったわけです。
それでいいんです。今あなたはここにいる。
それが勝利の証拠です。
そして、
「ああ、あれはあれで良かったなぁ」
と戦いを振り返られた時、戦いはおわるんです。
戦いの理由を受け入れるということじゃなくて、
戦った自分を受け入れる感じでね。
受け入れてあげるとね。もう戦いが終焉するんです。
その戦いはね〜、戦いじゃなかったことを知るんです。
それはね。
「思い通りにならないことを思うのが思考という働きなんだ。」
という見抜きでもあるんです。
そして、この思考が起こることを受け入れられたとき、
初めて、思考というのがフィルターにすぎないことを知るんです。
そしてこのフィルターが戦いのドラマを演出していたんです。
戦いは戦いじゃなかったことが見抜かれること。
それが戦いの終焉となるわけです。
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