Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

ストーリーにくっつく深刻さ

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ほーい。
おはようございます。
タクさんです。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、
こういう話では、
ついつい悪者にされちゃったりする自我ちゃん。

今日はこの自我ちゃんについて書いてみたいと思います。

とはいってもねー。
実は自我ちゃんなるものって実は存在してないんですよね。

この、存在していないということが、ちょっとしたややこしさを作り出しているのかもしれない。
なんて思ったりもするんです。

 

「いやいや、自我が存在してないとか、何をいってるんだ!」
「おまえ、さんざん自我ちゃんの話をしてたりしたじゃないかー!」
ってね。
言われそうなので、
まずは自我ちゃんというのはどういう性質を持っているのか?
について書いて見たいと思います。

さて、自我とは何か?といいますと、簡単に言えば観念です。

観念とはあるようにみえて、実際にはありません。
その都度、あるということにしておかないと持続されないものなんです。

さて、この自我ちゃん。
辞書で調べると、心理学的には、
「自分自身に対する、各個人の意識・観念。」
と説明されております。

ここでいっている意識・観念。とはどういうものかと言いますと、
ストーリーを作り上げるための中心点。
みたいなものと言えるかもしれません。

僕らは頭の中でストーリーを展開させるわけですが、
そのストーリーを展開させるためには、主体となる中心点が必要になるんですね。

この主体になっているものを自我ちゃんと呼んでいる。と言えるかもしれません。

そして、その主体には、客体が必要です。
これらができて、初めてストーリーが展開されるわけです。

ですが、僕らは瞬間瞬間、様々なストーリーを行ったり来たりしているんです。
そして、ストーリー同士に相関関係を付け加えて、ひとつながりとして錯覚しているところがあるんですよね。

例えば、体の調子が悪い時、
主体は、体を維持管理する一つの思考として、体の調子を観るわけですが、
次の瞬間、体の痛みと同化して、体に主体が移るわけです。
そして、ある信念を抱いているときは、
その信念が主体となっていて、思考や体は信念に従う従者になったりもするわけです。

そうやって自我は瞬間瞬間、その宿主を移り渡りますので、掴もうとした瞬間にげてしまうんですよねー。

そして、何かしらの真理を探求しているときは、
判断する思考が自我ちゃんとなっていたりします。

つまり、自我ちゃんは、なにかしらにくっつくことでしか存在していないわけですが、
感覚的には、ずっと自我として在るように錯覚しちゃうんです。

中心点である主体にもれなく、自我ちゃんがくっついてきますので、
いつもここに自我があるように感じちゃうんですよねー。

そして、その主体にフォーカスすればするほど、
思考の中のストーリーは、色濃く展開されるわけです。

よく僕は、自我ちゃんも置いておいたらいいんですよー。
なんていったり書いたりしてますが、
僕らのストーリーは、あくまでも働きなので、
ずっと展開させ続けないと存在しないんですよね。

DVDを回し続けていないと、ドラマは展開しないのと同様に、
ストーリーも常に展開し続けていないと存在できないんです。

そのためには、常に主体にフォーカスし続けなきゃならないんですよねー。

ですが、単に置いておくと、自我ちゃんは存在できなくなってしまいます。
置いておくというのは、そのまんまにしておくという感じに似てると思うんですが、

理屈では、そのまんまにして置いたら、ずっとあり続けちゃうじゃん!
って思うんですが、
そのまんまにしておけないから探究を続けるという側面もあるんですよねー。

僕らの現実は常に今、作り続けられているんです。

そんな中、主体にフォーカスをすることによって、常にストーリーを展開し続けているんですよね。

このフォーカスの原動力になっているのが、そのまんまにしておけないという衝動だったりするんです。

なので、単に置いておくと、必要なぶんだけちゃんと動いてくれますが、不必要に動くことはなくなってきます。

悲しみも喜びも起こります。
ですが、不必要に展開し続けなくてもよくなってくるんですよねー。

すると、
展開し続けるためにフォーカスしていたことが、どこかに緊張感を生じさせ、
その緊張感が、展開するストーリーに深刻さを帯びさせていたのか。

なんていうねー。
そんなことが見抜かれちゃったりするかもしれません。

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