Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

およそ戦というものは五分をもって上とす

はじめに

おはよーございます。
戦国時代が好きなタクさんです。

さて、戦国武将の中でも有名な人物の1人でね。
武田信玄さんという方がおられるんですが、
彼は様々な名言を残しているんです。

そんな名言の一つにこういうものがあります。

「およそ戦というものは五分をもって上とし、七分を中とし、十分をもって下とす。」

どういう意味かというと、ま、かいつまむと
争いや戦では、勝ち過ぎてはいけない!
ってことですね。
勝ちすぎると、驕りや怠りも出てくるし、強い恨みを買うことにもなりますのでねー。
争いというのは、いくら勝てる相手でも勝ち過ぎないようにし、相手にも分があるように残しておき、落とし所を探るっていうのがいいよーってことです。

確かに、戦国時代を見てみても、織田信長さんは領土を一気に広げましたが家臣に殺されましたし、その次の秀吉さんも跡を継いで領土を広げ天下を統一するまでに至りましたが、死後彼の後継者に人はついてきませんでした。

結局天下を取った家康さんは、旧今川領土を少し奪っただけであまり領土を広げようとせず、秀吉と戦う場面もありましたが、勝ち過ぎずに講和していましたが結局最後には天下をとりましたからねぇ〜。
確かに勝ち過ぎはダメだというのはその通りなのかもしれませんね。

ちなみに信玄さんの跡を継いだ勝頼さんは武田家の歴史上最大と言われるまで版図を広げましたが、その後、武田家を滅亡させてしまいました。

ちなみに、武田の残党を容赦なく討ち滅ぼそうとしていた信長さんに隠れて、武田の旧臣を取り込んだのが家康さんです。

家康さんは若い頃、武田信玄さんに完膚なきまでに敗れたことがありますが、その後、信玄さんの教えを引き継いだと言えるのかも知れませんね。

 

勝ちすぎるのもむやみに戦うのも下策

おっとすいません。
なんか、ついつい戦国話が長くなっちゃいましたが、
戦いは勝ち過ぎてはいけないし、むしろ戦いになってしまうのって下策なんですよね。
これは、孫子の兵法にもある教えなんです。

この教えってねー。
なんか、思考との付き合い方にも同じことが言えるなーって思いました。

やれ煩悩を消し去れ!
だとか、
カルマを解消しろ!

なんてことも言われてたりしますけどね。

煩悩やカルマっていうのは、ま、思考のことです。

ですが、思考と戦おうとすればするほど僕らって思考に取り込まれていっちゃうんですよねー。

思考ちゃんの調子を崩そう!

そもそも、誰かが何かをコントロールする。
っていう考え自体が、思考特有の考えそのものですのでね。

思考をなんとかコントロールしようとしたりすることって、
思考の働きそのものなんですよね。

なので、これは信玄さんや孫氏さん流にいうと下策なんです。

だからね。
思考が出てきたら、相手をするでもなく、ただ愛でてあげればいいんですよね。
労ってあげるのでもいいし、可愛がってあげるのでもありです。

なぜ愛でてあげたり労ってあげたり可愛がってあげるのか?
と言いますとね。

思考ちゃんは否定をエサにすることで俄然働きが強くなるからなんです。
逆に、肯定してあげると途端にパワーを失うんですよね。

だから、ちょっと愛でてあげてから放っておくといいんです。

逆らおうとしたり支配しようとすると取り込まれ、逆に勝とうとせずに仲良くするとスッと離れられるんです。

 

思考ちゃんの取り扱い方もぜひぜひご質問くださいませ!

takuteto.hatenablog.com