Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思いを許すのカラクリ

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はじめに

ほーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

まあほら。
僕らの苦悩ってどこから湧いてくるの?
って話なんですけどね。

それって、結局嫌な思いが湧いているから。
とも言えるんじゃないかな〜って思います。

実際のところはね。
嫌な思いにはなんの力もなくて、その思いによって引き起こされる緊張感が、
嫌な感じを演出しておるわけなんですけどね。

僕らは、この緊張感をしっかりと感じながら、
演出される思考のストーリーをみているわけでして、
それが、いわゆる現実感を演出しておるんですねー。

ま、そんな感じで、僕らは嫌な思いが出てくると、
この思いをどうやったら消し去ることが出来るのか?
なーんてことを考え出すわけです。

嫌な思いとは、まさになにかが足りないという思いがほとんどです。

だから、
嫌なことを消し去るには、その足りないものを埋めることができたら良し!
ということになるんですねー。

そして、この足りないものを埋めるにはどうしたらいいのか?
と考え出すわけです。

そして、当然のことながらね。
この足りないものは、今は手に入っていないわけです。
手に入ってないものを、どうにか手に入れることはできないか?
と悩むわけですね。

 

苦悩を加速させる比較の概念

ちなみに、手に入っていないものについて悩む場合。
比較対象として、手に入っている人や過去と比較してしまいます。

もし、誰も手に入れていないものだったなら、あまり悩みは深刻化しないんですよね。

だって、誰も手に入れてないわけですから。

「羽でも生えて、空を自由に飛びたーい。」
って思いは、あまり深刻にはなりにくいんです。

「なぜ、私は空を飛べないんだ!私はなんと不幸なことか!」

ってなことにはなりにくいんです。

比較対象に、過去や手に入れた人を持ってくるから、
なぜか、
「私だけが手に入っていない」
といったような思いに陥って、余計に苦悩してしまったりするんですね〜。

思いをどうやって消し去ればいいのか?という悩み

ま、この比較って、結局のところ、
自分が持っていて相手が持っていないことについては触れられません。
そんなことはどうでもいいからです。

うまくいっていることって、僕らはどうでもいいと思っていたりもするわけですね〜。
だから、苦悩というのは、得てしてかなり偏った考え方になっていたりもするわけです。

つまりは、嫌な思いに全集中してる。
ってことになってるわけですね。

ですが、現段階で手に入ってないものを悔やんでも、持ってる人をうらやんでも、
そんなことをしてもどうしようもないことでして、
さらには、やれることだけを淡々とするしか方法がないってこともわかっておりますし、
さらに、嫌なことを考え続けても意味がないってこともわかってるんです。

ただ、わかっていても、どうやってこの思いを消し去ればいいのか?
ってことがわからなくて、
これをどうしたらいいのか?
と悩んだりもするわけです。

消し去ろうとさせることが思いの戦略

実はね〜。
この思いを消し去らなきゃならないっていう事自体がね。
ちょっとした罠だったりするんですよね〜。

嫌な思いってね。
「ほらぁ、嫌な思いが起こってるでぇ」
「これをなんとか消し去らなきゃ、ずっと嫌な気分が続くでぇ〜」

ってな感じでね。
この思いを消そうってね。
けしかけてくるんです。

でね。
「ホントだ!この思いを何とか消さなきゃ!」
ってなっちゃうわけなんですけどね。

消そうとすればするほど、その思いに注目してしまうっていうねー。
そんなジレンマがあったりするわけです。

つまり、嫌な思い目線で見てみると、
消そうとしてもらうことによって、生存するっていうね。
いわゆる生存戦略になっているんですよねー。

逆に言うと、
そんな思いが起こるのも当然だし、必然だよね。
だから、こんな思いが湧くのも当たり前だし、ずっとここにいていいよ。
ってしてあげるとね。
変な話、思いはそれ以上働くことができなくなるんですよね。

ちなみに、思いってモノじゃありませんので、働かなきゃどうしようもなくなるんです。
働くとは、常に思いをストーリー仕立てにして、何度も繰り返すということです。
これが、この思いはあっていいよと認め、許されることによって働かなくなるんです。

つまり、思いは消さなくていいってことなんですね。

「消さなきゃ、ずっと苦悩がつづくじゃないかー!」
っていうのが、いわゆる騙しのテクニックであり、思いの生存戦略のひとつでもあったわけなんですねー。

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