ふぇーい。
昨日の更新をシンプルに忘れていたタクさんです。
おはようございます。
楽しみにしていてくれた、ありがたく素敵なみなさま。
どうもすいません。
さて、みなさん。
孫氏の兵法をご存知でしょうか?
名前は聞いたことがあるという方は多いかもしれませんね。
大昔の中国の兵法書なんですが、これがまたよくできていまして、
今でもビジネスの場面などでもおおいに活用されている兵法書です。
薄くて簡潔で読みやすい!というのも人気の理由なのかもしれませんが、
簡潔であるがゆえに解釈の仕方にセンスが問われるという本でもあります。
三国志なんかでねー。自称兵法の達人なんかも現れるんですが、
天才軍師に、お前の兵法は生兵法だ!
孫氏の兵法書通りに運用してもダメで、その時々の工夫を加えることによって、
やっと孫氏の兵法が生かされるのだー!
みたいなね。
そんな場面もみたような気がします。
まあ、この孫氏の兵法の特色はなにか?
と言いますと、
いかに戦わないか?
そして、戦わずして勝つか?
これが、メインの教えなんだと思います。
そして、どーしても戦わなきゃいけない時は、
相手の情報を綿密に入手し、
相手より倍以上の力を用意し、
地の利を得ているのであれば、
戦っても良いけど、そうじゃないなら逃げましょう!
って書いてあるんですよねー。
それくらい戦うことには慎重なのが、孫氏なんです。
日本では豊臣秀吉が、戦わないことに関しては天才的でした。
まーとにかく戦わない。
必ず、相手より大軍を率いるんですが、
大抵は戦わずに城を取り囲み、水攻めや兵糧攻めを駆使し、
降参をススメる。
というのが主流のやり方です。
家康と一回戦いましたが、その時も3倍近い兵を用意してましたしね。
ただ、その時も初戦で敗れてからは、戦わず、相手総大将と講和をする。
という方法に徹していました。
と、いうわけで、戦わないことはとっても大事なんですが、
これ、人生においてもとても大事ですし、
また、自分との向き合い方としても大事なことなんじゃないかなーって思うんですよね。
自分とも戦わない
なんか僕らってねー。
自分と戦ったりしちゃいがちなところってあると思うんですよね。
病気もそうですし、なんなら、自分の心とも戦おうとしちゃったりね。
不安な思いを打ち消そう!としたり、
ダメな自分に打ち勝とうとしちゃったりね。
でも、それって、結局戦いの矛先が自分に向いちゃってますのでね。
勝つのも自分なら、負けるのもまた、自分ですし、
そもそも勝敗なんてつかないので、
攻撃対象となる自分が傷つくだけになっちゃうんですよね。
もちろん、嫌な自分、直したい自分ってたくさんあると思うんです。
でも、それを本当に直したいのなら、
それって、戦うのではなく、ダメだとしている自分を、
めいっぱい許し、そして受け入れてあげること。
これが一見、遠回りに見えて直すことができる近道なんですよね。
結局、自分と戦おうとすればするほど、
ダメな自分を強く握りしめてしまうことになりますからねー。
目の前のこととの調和
目の前で起こっていること。
これもまた敵ではありません。
結局、目の前で起こっていることもまた、自分の中で起こっていることですので、
そこと戦うのは、自分に矛先が向いているのと同じなんです。
だから、戦おうとすればするほど、傷つくのもまた自分なんですよね。
いかに戦わないように工夫するか?
どう調和し、どうすれば、どちらも助かるのか?
目の前の嫌いな人が、どうすれば幸せになれるのか?
そんなことを考えてやると、嫌いはいつの間にか消えちゃったりもしますし、
それが難しければ、どうすれば逃げられるか?
を考えた方が良いんです。
目の前のことと調和できた時、初めてそれが自分だったことを知るんですよねー。
そして、全てが自分だとするのなら、そもそも自分なんて存在しないということも知ることになるんです。
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