ほい。
おはようございます。
タクさんです。
ジャックマーさんという方をご存知でしょうか?
ジャッ、クマー。ではなくて、ジャック・マーさんです。
彼は有名なIT経営者で、アマゾンを超える勢いで成長している中国のアリババの創業者です。
彼の面白い言葉があったのでご紹介します。
何かを無料プレゼントすると「これは罠だ」と非難する。
「少額投資で大丈夫」というと、「じゃあ、儲からないじゃん」と文句を言う。
「多額の投資が必要」というと、「そんな金ない」と文句たらたら。
「新しいことに挑戦しよう」と誘うと、「経験がないから無理!」と諦める。
「伝統的なビジネスだよ」と言うと、「じゃあ成功しないね!」と却下される。
「新しいビジネスモデル」と言うと「ああ、MLM(マルチレベルマーケティング)か」と決めつける。
「店を経営してみたら?」と言うと、「自由がなくなる!」と主張する。
「起業してみたら?」と言うと、「プロじゃないから無理」と受け入れない。
僕はこの言葉を聞いて思い出したのは、
中村天風さんという哲人が残した、
「あなたという壺の中にある水を捨てなければ、暖かいお湯をいくら注いでもこぼれてしまう!」
という言葉です。
壺の中の水。これはすなわち自分ということであり、
この自分を一回捨て去らないと、いくら救いの話を求めても入ってこないよ!
ということですねー。
この、まずは自分を捨ててメッセージを受け入れなさい。
という言葉ね。
実は僕、大嫌いだったんです。
一見、確かにそうだ。と思うこともあるんですけどね。
でもなぜ嫌いだったのかといいますと、
「自分を一旦捨てて、この素晴らしいメッセージを受け入れなさいっ!」
「そうしないとあなたは変われないっ!」
という言葉がよく使われているのが、MLM(マルチレベルマーケティング)のセミナーだったり、新興宗教の勧誘だったりするからなんですねー。
「さあ、まずは一歩踏み出そうっ!」
ってねぇ。
それで、高額な在庫を買わされたり、多額のお布施を要求されたりするんですよ。
そんなもんに乗っかっちゃうのはキツイですもんねぇ。
もちろん面白いんなら乗っかればいいと思いますけどね。
でも、そういうのに乗っかりたくないっ!
というのなら、やはり自分の考えをしっかり持っておかないとダメだということか。
ということなのかというと、
やっぱりそれだと、結局今までの自分からは一切抜けられないということになりますので、
「だったらどうすればいいのぉぉぉ!!」
って話になるんですよね〜。
ここはね。
まずは、ツボの中の水。つまり「自分」と呼んでいるもの。
これはなんのためのものなのか?というのを一度よく見つめ直したほうが良いかもです。
この「自分」というのは、ホントは自分じゃないんですよね。
これは、自分ではなく自身を楽しませるためのスパイスなんです。
なので、楽しくないものは捨てたら良いし、楽しいなら取り入れたら良い。
これだけの単純なものなんですよねん。
この水と例えられているものというのは、指針やルールブックなんです。
そして僕らの人生ストーリーはこの指針、ルールブックによって紡がれているんです。
もちろん、苦しい(ように見える)ストーリーもそれを好むのならそれでいいんですよねん。
ここで問題になることがあるとしたら、それはストーリーなのに、ストーリーだということを忘れちゃっているということです。
忘れちゃってるから、ストーリーの骨格である指針やルールの奴隷となってしまうわけでして、奴隷になっているうちは、どんな素晴らしいと思えるような指針を手に入れても、
結局、奴隷であることは変わらず、その指針は自分を縛る鎖になっちゃうんですよねん。
なので、まずは人生を支えるような大きなもののように見えるこの指針やルールブックは、好き嫌いで決めていいし、カワイイっ!で決めて良い!
っていうことですのでね。
いかに権威があるように見えたり、正しいことのように思えるようなものであっても、
「なんかカワイくないしぃ〜」って思うなら、採用しなくても良いんです。
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