ムツゴロウさんといえば、
よーしよしよしよし、
しゃーかわいいですねー。
よーしよしよし。
ですよね。
ムツゴロウさんはもう天才なのでいろんな破天荒エピソードが満載なんですが、
ムツゴロウさんは若い頃、
奥さんと二人で暮らしていた時、稼ぎがなくて
なんとか麻雀で生計を立てていたらしいんですよねー。
でも麻雀だけでは足りないので、動物のエサにするからーといって、パンの耳をもらったり、八百屋さんに野菜のクズをもらったり、
魚屋さんに魚のアラをもらったりしながら、腹の足しにしたりして、とそんな生活だったらしいんです。
そんなとき、奥さんが妊娠したんですねー。
こんな不安定な暮らしをしているのに子供を育てられるのか?と考えたムツゴロウさんは、
奥さんに「少し考える時間をくれ。」
といい、悩んだ末に家出をしたんです。
この「悩んだ末に家出」のくだりが、僕が一番好きなエピソードです。
なんていうかおもろいっ!
その後ちゃんともどって勤め始めたらしいんですけどね。
悩んだ末に家出。
なんとも人間らしくて良いですよね。
はい。
おはようございます。
タクさんです。
ま、ぼくらは、
良き人間であろうとし、
良き人間であるべき。
また良き人間だと思われるべき。
ということに必要以上に囚われちゃってるふしがありますよねー。
良い人間であれば大丈夫。
そうじゃないければなんかヤバくて、
そうじゃないと思われたら大変なことになりそう。
みたいなねー。
でも、完全に良いひと、なんてありえませんからねぇ。
自分にはよくない部分がある。
自分には弱い部分がある。
ってことをね。
自分が一番よく知ってたりするんですよね。
そして、そのことに恐れ、そのことを必死に隠そうとするわけです。
ヤバいヤバい。
ってことでねー。
みんな弱いところ、よくないところがあって当たり前なのに、
まるで、自分だけがそんなヤバい自分がいる。
なんて思ってたりしてねー。
そうやって、自分だけ。とおもってるのも、これまたみんな共通だったりするのが
僕ら人間のカワイイところでもあるんですけどね。
だから、そんな自分を可愛がってあげればいいんですよね。
自分の中の、もっとも弱い自分。よくない自分。
そんな自分にね。光を当ててあげるんです。
そんな自分は、自分の奥底で、蓋をされて閉じ込められています。
そして、怖がって縮まっていたりするんです。
プルプルと震えながら、周りを威嚇してる子猫のようになっているんです。
そんな自分を見つけたらね。
よーしよしよしよし。
ってね。
怖がらないように、そーっとね。
ていねいに、驚かさないように、慈愛の眼差しを向けながらね。
近づいてあげるんです。
そして可愛がってあげるんです。
あ、
一つ大事なことをゆーときますけどね。
弱い自分を許してあげられるのは、自分だけです。
自分が許さない限り、いつまでたっても許されません。
でも、なかなか許されなかったりするので、
ついつい弱い自分を他人に許してもらおうとしちゃったりするんですけどねー。
それだといつまでたっても許されないんですよねー。
弱い自分を他人に許してもらおうとして、それが叶ったとしても、
結局許されないので、どんどん甘えちゃったり、
甘える自分に罪悪感をかんじることになったり、
また、他人に許されなかったなら、
余計に許されない自分を増幅させたりもするわけです。
これを許し可愛がってあげられるのは自分だけなんです。
なので存分に可愛がってあげてくださいね。