Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

自我ちゃんをシメる下準備

はじめに

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

今日は自我ちゃんのお話をしようかな〜って思います。

自我ちゃんってね。
なんていうかいわゆる自分大好きっ子ちゃんなんですよね。

なんでも私がっ!私がっ!ってかっさらっていくタイプなんです。

あいつはワシが育てた!
これはワシのおかげでうまくいった!
あの体験はワシの体験だ!

あれもワシのものだし、これもワシものだ!

っていうタイプなんです。

まさに、
「オレのものはオレのもの、オマエのものも俺のもの!」
っていうね。

いわゆるジャイナニズムなのが自我ちゃんなんですよね〜。

ちょっと一緒に飲み会とか行きたくないタイプですよね。
なんか場を思いっきり強引に持っていくタイプっていうかね〜。

ま、そんな自我ちゃんなので、結構みんな引っ掻き回されてしまっているんです。

元々ね。この子はいなかったんですよ。
自我の芽生えとともに生まれたものなんです。
実体のないお化けみたいな感じでね。

だから注目している間しか存在してないんです。

それはただ、現れているだけなんです。思考ちゃんとタッグを組んで現れているんです。
あなたは自我ちゃんではありません。
本来のあなたは、完全なる観るものであり、同時に全体なんです。

 

元の木阿弥

この自我ちゃんを、
ちゃんと一回シメてやらないとね。
なんかせっかく悟りに気づいても、結局元の木阿弥になってしまうんですよ。

悟りってね。実はなんてことのない当たり前のことなんですが、
なんか世間のイメージではものすごいことのように捉えられているじゃないですか。

悟り=ブッダ!イコール神!!!
みたいな感じでね。

でこのイメージっていうのも考えの中にだけある概念なんですが、この考えの中の中心にデーンと居座っているのが自我ちゃんなんです。

考えに入ってくるやいなや、
「お!この悟りのワシのもの!ワシが育てた!」
ってなもんで、持っていっちゃうんです。

「やった!ワシに気づきがやってきた!」
「ワシが悟った!」
「よーしっ!これで安心だ!ワシは安心を手に入れたんだ〜!」

ってな感じでね。

安心は考えの外にある。

確かに安心はあるんですよ。
でもその安心は、考えの外にあるんですよ。
むしろ、考えの中だけに「安心じゃない」というがあるだけでして、
本来は安心なんです。
そして許されているんです。

でもそれを考えの中の住人である自我ちゃんが、
「ワシが手に入れた!」ってやっちゃうから、
結局、考えの世界の中に引き込まれちゃって、元の木阿弥になるというわけですね。

なので、この自我ちゃんをまずは一発シメてやるんです。

あ、シメたところで無くなりはしないですよ。
考えだって消える瞬間はあっても、ちゃんと普通に起こり続けます。

ただ、考えは考えとしてただ働いているということを知るだけなんですよね。

ここでよく聞かれるのが、知るのは誰なんですか〜?って質問なんですが、
これもね。知るからには主体者がいるっていう事自体が、考えの中にしか無いルールですのでね。
何でも無いものが、ただ知るだけっていうことになるというわけです。

ま、ここはちょっとややこしく聞こえるかもしれませんが、この辺の話についてはまた今度にしておきますね。

自我ちゃんをシメる下準備

でね。
この自我ちゃんをシメるには、色んな人がいろんなコトを言ってるじゃないですか。

その代表的なやつが、
「諦める」
「降参する」
ってやつです。

自我ちゃんの働きってね。
原動力としてあるのが、渇きなんですよね。
渇くのは、足りないと思っているからでもあるんです。

それを諦める。
渇きが埋められることはないと諦める。
っていうのが、よく言われていますが、
僕はね〜。
いきなりだと、そんなんツラいしムズいやん!って思っちゃうんですよね。

これをね。
カンタンにする下ごしらえが、今のまんまの自我ちゃん。
つまり今のまんまの私を徹底的に認め受け入れてあげる。
ということなんです。

これが私なんだから、それでいいよね!って許してあげるんです。

えー!許せなーい!って思うのならね。
許せない私を許してあげたら良いんです。

そもそも、許されておりますのでね。
そのあたりがわかってくると、
「何を許さん!とかやってたんだろう?」
って気づいてきますからね〜。
ウソでもいいから許してあげたら良いんです。

すると私は行き先を失ってくれるんです。
そっか。これで良いんだ!ってね。

このこれで良いんだ!がイコール諦めというわけなんです。

 

 

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