自信は得るものでも与えられるものでも無いんですよねー。
もしね、あなたが今、自信を失っているのであれば、
それは、自分を信じられなくなっているんじゃなくて、
自分というものに当てはめた観念。
それに対しての信頼を失っているんです。
そしてそれは、もしかしたら、
当てはめられた観念は自分を担保するものじゃないってことに気づくチャンスなのかもしれません。
持っているモノに対して、価値をつけ、それを力として信じていたとしたなら、
その価値が下がるとその力は信じられなくなりますよねぇ。
そういったモノを自分だとしているから、そりゃぁ自分を信じられなくなるわけです。
分離の観念を全ての大前提にしていますと、あらゆるものに意味が必要になります。
そして、その意味に価値をつけだすと、価値のあるなしが生まれるわけなんです。
あらゆるものに意味をつけるとなると、分離した外側同様に、内側の自分にも意味が必要になり、その意味に対する価値も必要になるわけです。
そういうわけで、自信が持てる何かを身に着けようとするわけですねー。
無事、身につけられたとしても、その価値をどんどんグレードアップしていかなきゃいけないので、気は抜けません。
常に新しいモノを身に着けていかなきゃ安心できませんのでねー。
それが、
能力だったり、お金だったり、地位だったり、、、etc。
もしかしたら、それを「悟り」だったり「非二元の理解」に求めてる方もおられるかもしれません。
もし、それを手に入れたら、自分は「安心」を手に入れられるのかもしれない。
ってねー。思っちゃいますもんね。
「悟り」「非二元」で表現されている事。
それは何かの役に立つことではないんですね。
これは「夢」からの目覚め。の話しなんです。
その「夢」とはなにか？っていいますと、
役に立つものを手に入れて守っている「自分」ってイメージの中で見ている夢のようなものなんですよー。
っていう話なんです。
それを聞いちゃうともしかしたら、
今までに手に入れた、かけがえのない思いもあるんですけど、、、
それも意味がないことだったっていうの？？？
ってショックを受けるかもしれません。
でもそうじゃないんですねー。
たしかに「意味」はないんですが、
それは、
あなたのかけがえのない思いをね。
「意味」という小さな器に押し込めなくてもいいんだよー。
っていう話なんです。
そして、あなた自身である「自分」だって
「意味」という小さな器に押し込めなくても良いってことでもあるんです。
だから、手に入れたモノの中に「自分」を押し込めなくても良いんですよー。
っていう話なんです。
非二元は何かに役立つための話じゃなくて、
意味づけからの解放であり、
役に立たなきゃいけないという思い、意味がなきゃならないという思い。
そういった強迫観念という「夢」からの目覚めの話しなんです。
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