僕らが条件に縛られていると、その条件に沿った判断がイメージの中に現れてきます。
良いとか悪い。安心、不安。みたいなもんですね。
考え、判断。それに伴うイメージは、条件なしには成り立ちませんからねぇ。
何かを考えるときには、まず条件を設定しなきゃならないんです。
そしてその条件に沿うものは「良し!」となりますし、
沿わなきゃ「アカン!」になるわけです。
「アカン!」の場合は何とかせねば!と思考がなんとかしようと方法論を練るわけですね。
ちなみにね。
この条件がなければ、良いと安心しかないんです。
「あかーん!」と「不安」は条件を本気で参照している時だけイメージの中にあるんですねー。
この条件は最初のうちは意識してたりするわけですが、何度も何度も同じ条件を参照してますと、いつしか習慣となり無意識になっていきます。
それが固定化されて、固定観念となるんです。
「こら!人に迷惑かけちゃダメでしょ!」
って何度も怒られていると、それが条件となり固定観念となるわけですね。
そのうちこの固定観念があることすら無意識になるんです。
すると自動的にこの観念に沿ったイメージや不安が起こってきてるように見えちゃうんです。
そして、
不安やアカンをどうにかしなきゃいけないってなるわけですが、どうにもならないこともありますので、苦痛に感じたりしちゃうんですよね。
もちろんこれらはイメージなわけですがね。
イメージです。幻想のようなものなんですー。
とか言われたって、あるやん!ってなりますもんねぇ。
このイメージは現実ということでやってきてますので、ピンとこないんですよね。
イメージ以外の現実がどこかにあるのか?といいますと、それもないんです。
全ての中で、現実をつくり、現実の中で夢と現実にわけているわけですので、
現実もまた全てそのモノってことになりますのでね。
ただ、この現実がとある条件をもとに起こってる思考なんだ!ってことが見抜かれちゃうと、
何も変わらないですが、深刻さだけは保てなくなってきますのでね。
深刻さが薄まるほど、アカン!や不安!の印象も変わってくるんです。
そうすると、元々あった安心や至福も一緒に見えてくるんですよね。
どっかからやってくるんじゃないですよ。
雲が晴れて青空があらわれるってことです。
青空さんからしたら、表れたわけじゃなく、ずっとおったわいっ!
ってことなんですけどね。
そうなると雲があっても、青空がそこにあることを疑わないんですよね。
不安やアカンがあっても、ええやんって感じでしょうか?
もちろんちゃんと、怖い―っ!って怖がったり、不安やでぇーって思いに駆られるんですけどね。
それも来ては去っていくだけなんですよね。
つまり、今まで通りといえば今まで通りなんですが、深刻さが薄まっとるんです。
固定観念になってしまっている条件は、表面上は忘れ去られちゃっておりますので、
結構自分ではわからなかったりするんですよね。
そんな時は、
「不安があってもいいじゃん♪」ってちょっと言うだけ言ってみたら良いんです。
すると、「あっていいわけないだろ!」って色々と理由が出てくると思うんです。
だったら、
「それでもいいじゃん♪」って言うだけ言ってみるんです。
すると、言ってるだけやのに、カンカンに怒りながら!
「良いわけないやろー!」
って出てきてくれます。
そこで、捕まえてやったらいいんです。
「おまえが条件やったんか!」ってゆーてねー。
条件に従うのがダメなわけでも、条件を無視して自由になるべきってことでもありません。
それはどっちでも良いんです。
ただ、結構、賞味期限切れの条件もあったりもしますのでね。
それを発見してみると、楽になることもあるかもしれませんよん。
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