Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

許すを極めると、許すものなんてないに行き着く

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【はじめに】

ほい。
おはようございます。
タクさんです。

そのまんまの自分を、そのまんまの形で許してあげればいいんよ〜。
なーんてね。
ゆーたりしてるんですけどね。

ま、そうは言っても、
「なかなか許すことができません」
ってね。

よくそんなことを言われます。

はたまた、
どうしてもあの人を許すことができない。
これって、許すことができない私が悪いってことなんでしょうか?
あの人は私の中のあの人なので、それって私自身ということなんでしょうか??

みたいなね。
そんな質問も頂いたりします。

まあ、そうきくと、
「許せないのなら、それでいいじゃん!」
ってねー。
言ったりしてるわけですが、
これって、
「許せと言ったり、許せないならそれでいいって言ったり、」
「一体どっちなのーーー!!!ムキぃ〜〜!!!」

みたいなね。
そんな疑問を抱く方もおられるかも知れません。

ま、許せないならそれでいいじゃん!
っていうのはね。
許してるってことになるんですけどね〜。

今日はこの辺のことについて書いてみたいと思います。

 

【思考は手がかりがないと働かない】

話はいきなり変わりますが、ロッククライミングってあるじゃないですか。
壁に突起がついてて、あれに手や足を引っ掛けて上がっていくやつです。

まープロの人のロッククライミングなんかを見てると、
ふぇー。すげえなー。ってね。
感心しちゃったりするもんです。
だって、壁が90度を通り越して、手前に反ってる壁もあったりしますもんねぇ。

ま、とはいえね。
もし突起が一切なければ、どんなプロのクライマーでも登ることはできません。

当然ですよね。
ツルツルなんですもん。
手がかりなしですからね。

許せない!っていう思いもね。
この突起と一緒なんです。

許せない!は思考にとっての手がかりなんですよね。

これがあるから、思考は働くことができるんです。
だから、どうあっても許せないの立場に思考は戻ってこようとするんです。

この思考の手がかりを取り外す。
それが許すなんです。

【許すとは、思考の手がかりを奪うこと】

許すとは、思考の手がかりを奪うということなんです。
つまり、突起物を取り払っちゃうということなんです。

とりあえずは、思考という手が引っかかりそうな近くの突起物をはずしてやれば良いんです。

例えば、今、思考が問題だと思っていること。
これを許してやれば良いんです。

するとね。
思考は別の突起物を探し出してきます。

例えばこんな感じです。

「え、これを許すって??」
「そんなの許せるわけ無いでしょ!だって、これを許したら、あんなことやこんなことで困ることになるじゃないか!」
「とてもじゃないけど許すことはできないよ!」

ってな感じでね。

じゃあ、あんなことやこんなことで困ることを許してやれば良いんです。

それが、近くの突起物を取り払うということですね。

【最後に残る釈然としない感覚】

これを繰り返していると、
それでもやっぱり釈然としない感覚が残ると思います。

この感覚があるから、僕らは何かが足りないって思うわけなんですが、

この釈然としない感覚があること。

これでもう完璧なんですよね。
だから、何も足す必要なんてないんです。

だから、もうその釈然としない感覚があることを許してやれば良いんですよね。

となると、あら不思議。
結局の所、許すを繰り返していくと、たどり着くのは、何も許してないに行き着くんです。

面白いですよね〜。だって、許すを繰り返すと、結局なにも変えてない。
ってことに行き着くんですもんね。

そう、もうこのまんまで、すでに完璧だったんですよね。
だから許すものなんてなかったんです。

突起物は幻想のようなもので、あるようにみえて、最初っからなかったんです。
そして、あるようにみえていることもまた、それで完璧だったんです。

【すでに完璧】

完璧と聞くと、僕らはどうしてもそれを思考で納得しようとします。
そして、
「どうしてもそう思えない私はまだ何かを取りこぼしてるんだ!」
って思っちゃったりするかも知れません。

なぜなら、思考は不完全さがあって初めて働くものですからね。

完璧だと、思考は入り込む余地が無くなっちゃうんです。

思考で納得しようとするその働きの裏には、まだ、完璧じゃないという思いが隠れています。
つまりは、そのまんまを許せてないということなんです。

そして、思考はそういう働きをすること自体、もう許されているんです。
この思考が働くことを含めて、もう完璧なんですよね。

チャンチャン♪

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