僕らに起こる思考ちゃん。
この思考ちゃんは、何を言い聞かせたところで、
「では、最善の方法はなんだろう?」
と考えることをなかなかやめてくれません。
これが思考ちゃんの働きですし、
ぼくらは、この働きのことを単に思考ちゃんと呼んでいるだけなんですよねん。
そして、この思考ちゃんの働きの中に、「私」という観念があるだけで、
実際に、思考や私を経験している者。
つまりあなたは、思考でもなければ、「私」という観念でもないんですよねー。
と、これまた、ややこしい話でスタートしてしまいました。
おはようございます。
タクさんです。
僕らの悩みの一因は、思考ちゃんをなんとかなだめすかそうと翻弄するところにあるのかもしれませんね。
というわけで、今日はこの辺について書いてみたいと思います。
さて、普段僕らは、思考、感情、感覚、身体、言葉。
みたいにね。
分けて表現しています。
ですが、これらは常に連動して働いています。
いわば、連合軍のような感じでしょうか?
ま、本来はこれらは分離していないってことなんですけど、、、。
なのでね。
思考は、体の感覚や感情や言葉と連動した一つの部位なんですよねー。
その中で、なにかのつじつまを合わせてスッキリしたがっている働き。
この部分を思考と呼んでるわけです。
ちなみに、思考は言葉を使わないとうまく働かないものでもあります。
でね。
この思考とか感情とか感覚等の連合軍。
この連合軍が、心なんです。
さて、この思考ちゃんこと心ちゃん。
この子は、十分な選択肢の中に自由に泳ぎ回っている間は、なんら問題を感じません。
のびのび〜と泳ぎ回っています。
ですが、答えが見つからないときや、はたまた選択肢が少なすぎて、どれも気に入らない場合に問題としてアラートを発信するんです。
「敵機発見!敵機発見!メーデーメーデー!」
てなもんでね。
で、これまた、そのアラートを聞くのも思考ちゃんなわけでして、
思考ちゃんは聞いたからにはなにかしらつじつま合わせを始めるわけですが、
そこで妙案がうかばないので、またアラートを発信するわけです。
すると、これまた、このアラートを聞くのも思考ちゃんなわけで、、、
と繰り返すわけですね。
しばらく繰り返すうちに、他のことに気を取られたり、
疲れて、やめた時には、未解決ファイルに収まるわけです。
このアラートの繰り返しがストレスの正体だったりするわけですねー。
他のことをして、気を紛らすというストレス解消法は、
繰り返しをとりあえずやめるという方法になるわけですが、
この未解決ファイルは、なくなったように見えて、心の奥の方でくすぶり続けてるわけです。
そして、何かの刺激をうけるとまた表に出てくるんです。
問題となるには、選択肢が少ない場合と答えが出ない場合と書きましたが、
この選択肢を少なくする原因として、観念の掴み取りがあるんです。
観念とは、「〜はこうであるべき」といったような「〜べき」が代表的な観念の姿です。
これが多すぎると、選べる選択肢が少なくなりますので、問題が生じやすくなるんですよね。
そして、答えが見つからないのも、この観念が大きな原因となっているわけです。
この観念を減らすために必要なのが、「ま、いいか!」の精神となるわけです。
また、観念は、非力な自分をまもるヨロイとして掴み取っている場合もあります。
なので、丸裸の自分を認め許してあげることによっても、観念を減らす一助になってくるというわけなんですよね。
ただ、観念を手放すことに躍起にならなくてもいいです。
これってきりがないですからねー。
ただ、観念に従って、思考や心が働いてるのねーってね。
見抜いてあげると良いと思います。
観念は、事実ではなく、そうだと思い込んでいるだけの話ですからね。
で、この思考のアラートは、別に無視してやっても良いものなんです。
ただ、それがなかなかできないっ!って思われる方も多いと思います。
それは、このアラートはどうしても気づいてもらいたいから、
快感よりは、不快感として生じるようにできているからだったりするんです。
偽の不快感を演出しよるんですよね。
この不快感を危機として錯覚するのでほっておけないような気がするというわけです。
このウソさが見抜かれちゃいますと、アラートも可愛いものだと知ることができますのでね。
それほど、このアラートに右往左往しなくてもよくなります。
不快感は、体の緊張としてあらわれますので、一度、体の緊張を解いて緩んでみると良いと思います〜。
タクさんセッションは、4月28日の残り1枠です。
もうちょっと、募集枠を増やせるようにがんばります!
どうぞよろしくおねがいします。