はい!こんにちわ。
タクさんです。
オママゴトとは、何かの役に成り切って演じる事です。
そして、役になるにはその役を演じる自分という存在が必要です。
自我とは、その演じている自分という概念の事です。
そして、その自分が、思考や、感情、感覚を行為していると考えているんです。
ですが、それらの思考や感情や感覚は、「自分」とは違います。
ここに一つの解釈の誤りが存在します。
あらゆる思考や感覚は、「自分」が行っているという誤解です。
いろんな宗教やスピリチュアルな教えなんかでは、
煩悩を落とせ。
だとか
カルマを解放しなさい。
だとか、
許しなさい。
といったような教えが存在します。
そして、思考や感情を起こさないようにする修行なんてことをしていたりします。
ですが、本来は、
自分が行っている思考や行為は存在しません。
自分がコントロールしていると思い込んでいるだけなんです。
また、自我自身が自我を落とす事はできません。
なので、この教えを忠実に守っていたとしても、それはその教えというおままごとを演じているという事にすぎないのです。
これは、教えが正しいとか間違いであるという意味ではありません。
その言葉がいわゆる真理であろうとも、それを自分というフィルターを通して聞いてしまうと、真理は覆い隠されてしまうんです。