Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

良くない状態を維持させているパラドックス。

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健やかなるときも〜。
病める時も〜。
いい時も、悪い時も〜。

ゆーてね。

いやいや、結婚式の定番ですが、

ま、生きてりゃ、健やかな時も病める時も、
いい時も悪い時もあるわけです。

それでいて、

今、いいと思っていても、それがいいとも限らず、
今、悪いと思っていても、それが本当に悪いとも限らないんですよね。

つまりは、良いも悪いもないっていうことなんです。

せやからねー。
もし、あなたに今、悪いことが起こっているのだとしても、
それで良いんです。
それは、あなたのせいじゃありませんし、あなただけが不幸なわけでもなく、
あなたが世界から孤立しているというわけでもないんです。

ま、そうはいっても、そういう時に、
平常な感じの人や良い時を過ごしてそうな人を見ちゃうと、
「ああ、なんで私は、、、私だけが、、、」
って思ったりもすると思います。

そういう風に思っちゃうことも含めて、そういうものですからね〜。
それも、それで良いんです。

昔は良かったのになー。なんてね。
思うこともあるかもしれません。

ま、そんな時に思い出す昔は、きまって良かった昔ですので、
良かったなー。とおもうのもこれまた当然なわけです。
それも、それで良いんですよね。

 

ぼくらって、どうしても、状態にこだわっちゃったりするもんなんですよね。
それがいわば、自我ちゃんの仕事です。

自我ちゃんは今の状態に常に気を配り、自我ちゃんのルールブックに載っている「良い悪い」に照らし合わせて、良い方にもっていこうとするのがお仕事ですからね。

ほんと、お仕事ご苦労さん。って感じなんですが、
黙って仕事をしないんですよね。

みなさん、受験勉強をしたのかどうか知りませんが、
僕、自習室なんかで受験勉強をしたりしてたんですが、
ほら、たまにいるじゃないですか。
つねにブツブツものを言いながら勉強してるやつ。

あれ、カチンときますよね。
慣れちゃえば、そうでもないんですが、
気になると、ずっと聞いてしまったりしてね。

あれなんですよ。
自我ちゃんも。

黙って仕事しておいてくれたら良いのに、
いちいち、ブツブツ喋るんですよ。

なんなら、喋ってあげる方が親切!くらいに思ってますからねぇ。

「もしかしたら、あんた、えらいことになるかもしれんでー!!!」

みたいにね。
おせっかいに言ってくるんですよね。

ぼくらの悩みの原因のほとんども、実はこの声を真に受けてるから。
だったりするんです。

結構、実際に起ってるえらいことは、起ってしまったのならなんとかなるもんなんですが、
起ってもいないえらいことについては、異様に怖く感じたりもするもんです。

また、よくわからんけど不安。みたいなこともありますよねー。
これなんて、特に意味不明です。
「よくわからんけど、不安感が起きてるから、きっと良くない状態やでー!」
とか言ってくるんですよ。

良いこと、良くないこと。
この二者択一を押し付けてくるんですよね。

で、これに乗っかると、途端に巻き込まれちゃうというわけです。

そして、良い状態に持っていくにはどうしたら良いんだろう?
って僕らは探求を繰り返しちゃうわけなんですよねー。

まあほら、
良いことって、悪いことがないと成り立ちませんし、
悪いことも、良いことがないと成り立たないわけですからね。

良い状態もあれば、悪い状態もあって当然なんです。

でね。
良いと悪いは、自我ちゃんが勝手に判断しちゃうもんですからね。
これもまた、あなたがあずかり知らないところで始まっちゃうことですのでねー。

良いとか悪いという観念を持ってるからダメなんだ!
って思ったとしても、これまたどうしようもなかったりするわけです。

ただね。
良いも悪いも、実際にはありませんので、
悪いとか、良くないという感情が起こっても、大歓迎して迎え入れてあげたら良いんですよね。
それが起こってるなら、そのまま表現させてあげるんです。

自我ちゃんは、

「それだったらなんの解決にもならないじゃないかー!」
って大反対してくると思うんですけどね。

でも、その反対を押し切って、そのまんまにしておいてあげたとしたら、
実は、その感覚の中に「苦」があるわけじゃなかったことが見えてくるかもしれません。

ほえぇー。なんとかしようという思いが、「良くないこと」を維持させている原動力やったのかー。
ってね。
そんなパラドックスが姿を表してくれるんです。

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