Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

わかる!は分ける!【分離のはなし】

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【分離がないということが、わからないっ!】

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

今日はちょっとツイッターの方にいただいた質問に答えさせていただきます。

いただいた質問はこちらです。

今日はこのご質問にお答えしていこうかと思います。

 

【分離のなさが、わからない理由】

まーこれねー。
そりゃー、わかるはずもないっていいますかね。
わからなくて、それでいいんですよね。

よくね。
わからなくてもいいんです。とか言われちゃいますけど、
なんか、そういうことを聞くとケムに巻かれてるような感じもしますよねぇ。

というわけで、分離とはどういうことか?
ということを解説したいと思います。

実はね。分離するというのはわかるというのと同じなんです。

ぼくらってねー。
何かをわかろうとする時は、どこを分離させるか?っていうことをやってるんです。

「わー!みてみてー、あの雲、くじらみたーい。」
ってね。
そう言われた時、それをわかろうとする時って、どれどれ、どの雲?ってやるわけですが、これはあの雲じゃなくて、この雲かな?ってね。
必死に頭の中で整理整頓をするんです。

整理整頓をすること。
これって分けるということですし、同時に整理整頓をすることで僕らは、何かがわかる!と呼んでいるんですね。

わかる!は分ける!というわけです。

じゃあ、この作業をどこでやってるのか?というとぜーんぶ頭の中でやってるわけですね。
そして、頭の中で分けているんです。

でね。この分け方というのは、分け方のルールを共有した者どうしにか成り立たないんですよね。
このルールというのが、人がもつ文化のようなものなんです。

日本文化っていうのも、ルールを共有し、それを受け継いできたことによって出来上がっているものですもんね。

【言葉というラベル】

言葉もまた、ルールを受け継がれ、共有されているものです。
そして、この言葉がまさに、頭の中で整理整頓をするために使われるツールでもあるんです。
ぼんやりとしたイメージだけだと、うまく頭の中であれやこれやを分けることはできません。
僕らは言葉を覚えることによって、空間に仮想の線引きをして、その線引きで分けられたものに名前をあてがってきたんです。
そして、仮想の線引きのルールを知り、あてがわれた名前を知ることで初めてそれはキレイに分離されます。
分離される。すなわち分けられることで、分かる!というわけです。

つまり僕らは、「なんでもないもの」に名前や意味を表す言葉をあてがい、まさにラベルを貼るようなことをして、色々と分けることで整理整頓をするということを頭の中だでやってきたわけです。

そして、頭の中で整理整頓されたことを「わかった!」としてきたんですね。

そして、すでにわかったものに対しては、分かる以前の「なんでもないもの」とは違う意味のあるものとしてしか観てこなかったんですねー。

そうやってあらゆるものを、分けられたものとしてみることで、元々の分離のなさを忘れちゃったというわけです。

【分離からの目覚め】

だから、分離はないという話を聞いても、わからなかったんですねー。
だって、分離がないのなら、分けることができませんもんね。
でも、今まで知ってきたものは全て分離によって成り立っているもんですから、もう訳がわからなくなっちゃうわけです。

わからないままに在ってみたらいいんだよー。というのは、分けずにただあってごらん?
というご提案なんです。

僕らはイメージを通して世界を見ることで、まるで世界が分断の世界だと錯覚をしているわけですが、ただ在ってみた時、元々そこに在ったダイレクトさに気づくことができるんです。

「あ、そっか!ほんとに全てはなんでもないものだったんだ。」
という、もともと知っていたことを思い出すというわけですね。

分離がないと楽なのは、そもそも「苦楽」そのものが分離によって作られたイメージの中にしかないからなんです。
僕らはイメージで自分を縛り、そして苦しんでいたわけなんです。

厳密にいうと、苦も楽も両方ないんですけどね。
ただ、僕らは苦がないことを楽と呼んでいただけなんです。

なんでもないものを分けるツールである言葉でもって、このことを表現するのは元々不可能なんです。
だから、言葉を超えたものだと表現されているというわけですね。
コレは、言葉を超えるというよりは、そもそも言葉以前のものなんです。

 

 

takuteto.hatenablog.com

 

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