このブログでもそうですが、
まあ、いろんなところで、心の仕組みとかについて説明されてたりしますよねー。
でね。仕組みを聞くと、
コントロールの仕方がわかるというわけですね。
そして、その仕組みを利用してコントロールしようとするわけですが、最初はうまくいくんです。
でも、やっぱりそのうちこの仕組みでは対応できないことが出てきちゃうんです。
すると、また新たな仕組みが必要になっちゃうんですよねん。
もちろん、仕組みをうまく利用するのはいいんですが、
今日はこの仕組みをね、利用・発展させていこう!という方向性とは
逆に考えてみましょー。
そして、これを逆に捉えることによって、気づくことがあるかもよ!
なーんて話を書いてみようかなって思います。
例えばなんですが、
僕らは、何かを捉える時って、五感を通して捉えますよね。
そして、そこに自動的に判断が加わります。
この判断を次に解釈する部門に回します。
そして、解釈をする部門は、これにアレコレと解釈を加えるんですね。
で、パッケージ化して出来あがりー!ってなもんで、僕らの表層意識に上げてくるわけです。
つまりここまでは深層意識の方で行われてるんです。
一瞬でね。
そして表層意識にあがってきたこの解釈されたパッケージに対して、僕らは反応します。
美味しいものだったら、
「ぬぉー!!!おーいしーい!シアワセー!」
ってな反応がおこったりするわけです。
大体この程度の反応だった場合は、それ以上はあまり発展しません。
だって、美味しいことに問題なんてありませんからねー。
そこには葛藤も生まれにくいんです。
でも、この反応が例えば怒りとか恐怖だったりするとねー。
大体の場合は、怒りや恐怖はあるべきではないといった信念があったりしますので
、葛藤が生まれます。
そして、この反応はあってはならないものとして発展しちゃうわけです。
それは、身体のこわばりとして出たり、
さらには思考となって発展していきます。
そしてその思考から行動へと移っていくわけですねー。
また、この思考は新たな感情を作り出し、その感情からまた反応が起こり、
そして、その反応からまた思考を生み出し、行動へと移る。
とまあ、こういう感じでループして留まり続けたりするわけです。
さて、これが、ザックリとではありますが、心の仕組みというわけですねー。
この思考のループを止めるメソッドとか、怒りを鎮めるメソッドや、
さらには思考になる前、反応が起こる前の解釈を書き換えて、反応を変えるメソッドなど、
心理的アプローチのメソッドは色々とあります。
これらのメソッドは、素晴らしいし、役に立つわけですが、
やっぱり仕組みを理解して、コントロールしていきましょう!
っていう方向性じゃないですか。
今日はメソッドは置いておいて、そっちの方向とは逆を行ってみましょうっていう趣向です。
それは、
この仕組みってなんなんだ?
そもそも、なんなんだ??
ってね、改めて問うてみるという方向性なんです。
するとね。
この仕組みって、いわゆる心の流れを整理整頓した一つの概念なんだ。
ってねー。
気づけると思うんですよね。
だって、この仕組み自体は実在してないんですよね。
あるという風に見えているだけです。
実在してないってことは、取っ払うことができるはずですよね。
で、この仕組みごとバババーンってね。
取っ払ってやるとどうなるか?
するとここに残るのは、仕組みを取っ払われた「働き」だけが残るんです。
「名もない働き」です。
「分類されていない働き」です。
僕らはこの働きを、どのようにも解釈することができます。
そして、その解釈から生じた世界を生きることもできるわけですが、
これは、全部、仕組みという3Dメガネを通して見た世界だったというわけなんです。
そして、「名もない働き」とその働きが通る仕組みの全貌を見たとき、そこに自分は存在してませんので、ほぼ同時に全てと溶け合うんです。
3Dメガネを外して改めてこの世界を見たとき、全く同じ景色が分離なくここにあるんです。
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