はじめに
どもー。
タクです。
皆さんご機嫌いかがでしょうか？
昨今、毎日オフィスに行って仕事をするのではなく、お家でお仕事という方も多くなってるかもしれません。
僕もここ数年はずっと家で仕事をしているわけですが、仕事でも勉強でも集中するコツは近くに気を散らすものを置かないってのがありますよね。
例えば、本やスマホやゲームなんかが手元にあったらついそっちに気が移っちゃったりしますもんねー。
だからそういうのは手元に置かないのがコツだ！
なーんてことが言われたりします。
僕は最近は機会が減りましたが、カフェなんかでブログを書いたりもするんですが、カフェで仕事や勉強をする方もよく見かけますよね。
これも家だと気が散る要素があるから利用しているんだと思います。
これってね。
言い換えると、思考は勝手にあっちに行ったりこっちに行ったりしているということです。
よくよく普段の自分の思考を観察してみると、もう支離滅裂っていっていいくらいにあれこれといろんなことをひっきりなしに考えてたりしますよねー。
さっきまでは昔のことを掘り返してあれこれと考えていたのに、急に今日のご飯の話題になったり、ご飯といえばダイエットとなってダイエットのことを考えたり、そしてふと見かけた広告が気になったり、その次はお金のことを気にしてみたり。
そして、面白いことに、思考ちゃんって同時に二つのことを考えることはできないので、昔のことを考えている時は、ご飯のことは忘れてるし、ご飯のことを考えている時はお金のことなんて忘れてるんですよねー。
でも、感覚的には、今考えていることをずーっと考えている。
そんな気になってたりするんです。
だから、何かしらの問題について考えている時って、ずっとその問題について考えていると錯覚しているんです。
コントロールしている「私」はいない
そして、そんな様々な考えって勝手に起こっていて、私がやっているわけじゃないんですよね。
もし私がコントロールしてるなら、わざわざカフェに行かなくても、家で集中できるはずですよね。
普通にそれに集中すればいいだけなんですからねぇ。
気が散るということは、言い換えれば思考は「私が」やっているわけではない。ということでもあるんです。
でも、不思議なことに、勝手にわらわらと起こってくる思考は、私がやっていて、それでいて今考えていることをずっと考えている気にもなっている。
これこそが錯覚なんですよねー。
そして、この錯覚があるから、自分でちゃんと思考をコントロールしようとして、それができずに苦悩したりするんです。
思考は「変わる千歳飴」
前にもどこかで書いた気がしますが、これって絵柄が常に変わる千歳飴みたいなものだなぁって思うんです。
千歳飴は七五三でよく配られる、どこで切っても同じ絵柄が出てくるアメなんですが、思考ちゃんの場合は常に絵柄が変わる千歳飴なんです。
常に絵柄が変わるのに、それをみている「私」はずっとこの絵柄が続くと思い込んでいるんですよね。
そして、どうすれば絵柄を変えられるのか？と悩むんです。
でも次の瞬間には絵柄が変わっていて、その時にはさっきの悩みなんてすっかり忘れちゃってるんです。
そしてまたさっきの絵柄に戻ると、
「やっぱりずっとこの絵柄が続いている。どうにかして変えなければならない！」
って悩んだりするんですよねー。
そもそも、このコロコロ変わる思考の言うことに真剣に耳を傾け続けなければならない！なーんてことはないんです。
あ、今はその絵柄なんだー！って絵柄が変わる千歳飴の様子を面白おかしく眺めておいてあげればいいんです。
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