Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考ちゃんの横暴さを見抜け!

はじめに

ほーい。
おはようございます。
ドラえもんの声優がかわってから20年近くたち、
更に世代交代がありそうだという現実に、年をとったなぁ・・・と感じるタクさんです。

初めて行った映画は、初代の「のび太の恐竜」です。

さて、
そんなドラえもんの中でも理不尽キャラとして有名なジャイアンなんですが、
例えばね。
このジャイアンが、
「おい!のび太!オレが暴力を振るうのはお前のせいだ!」
って言ったなら、もうむちゃくちゃ横暴だと思いません?

お前のものはオレのもの!レベルの横暴さですよねぇ。
そんなの許しちゃおけん!って思っちゃいますよねぇ。

ここで、ビビらされて、
「ごめんなさい!確かに僕のせいですぅ〜」
ってなっちゃうと、ずっと奴隷になってしまいますもん。

じつは、僕らもこんな横暴に知らないうちに屈してしまっているかもしれないんです。

ジャイアンじゃなく思考ちゃんの横暴にね。

というわけでね。

今日はそんな思考ちゃんの横暴さについて書いてみたいと思います。

 

思考ちゃんの横暴さ

実はね。
思考ちゃんは巧妙に横暴さを隠し、僕らをコントロールしようとしてたりするんです。

何が巧妙かといいますとね。

僕らに、「ちゃんと思考をコントロールしなきゃならない!」
って思わせることによって、逆にコントロールしているっていうところなんです。

ちょっとややこしいですよね。

でも、簡単に言うと、
コントロールできないものをコントロールしなきゃならないって思い込むことによって、
思考への興味を強く持ち続けてしまっている。

強く持ち続けてしまっていることで、思考の奴隷になってしまう。

っていう感じです。

コントロールなんていう出来ないことをずっとやらされ続け、失敗し続けることで、
思考とべったりくっついてしまっているんです。

まさにジャイアンが
「おい!のび太!オレが暴力を振るうのはお前のせいだ!」
っていうのと同じように、

思考が、「思考をちゃんとコントロールしろ!」
って言ってくるんです。

そして、
さもないと、どんどんと嫌な思考ばかりがでてくるぞ!

って脅されているんですね〜。

私にビビる私

その脅しに、僕らはついついビビっちゃうんです。
ビビっていうことを聞いちゃうから、
「ちゃんと思考をコントロールしなきゃいけない!」
って思わされているわけです。

そして、
うまくコントロールできないことでまた悩んじゃうわけですね〜。

これねぇ。
誰にビビらされとるねん!
って話なんですよ。

ビビらせてくる思考も私なら、ビビってる思考もまた私っていうね。

どうにも変なことになってるんですよね。

更にいうなら、この「私」が思考の一部でもあるわけでしてね。

ちょ、、どうなってんの?
って事になってしまっているんです。

壮大な独り相撲のきっかけ

これってね。
猫が延々と自分の尻尾を追いかけるようなものなんです。
この様がまさに、壮大な独り相撲になっているんですよね〜。

この延々と回り続ける様を車輪で例えた言葉が、輪廻なんです。

この独り相撲のきっかけとなっているのが、
思考をちゃんとコントロールしなければならないっていう錯覚なんです。

この錯覚によって、ミイラ取りがミイラになるじゃないですが、
思考のコントロール下に知らないうちに置かれてしまうことになるんですよね〜。

だから、思考をコントロールしなければならない!って考えが起こったなら、
即座に、「知らんがな!」と突っ込んであげましょう。
変な話なんですが、そうやって距離をとってやることで、
ちゃんとコントロールできるようになるというか、
どんな考えも、即座スルーで全然大丈夫!ということを知ることになるんです。

どんな考えもスルーオッケーだから、いらない考えも速攻スルーでオッケーということなんですね〜。
いつでもスルーオッケーを知っておくと、変な話ちゃんと味わうこともできちゃうんです。

この辺はちょっとしたパラドックスになってるんですよね〜。

 

 

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