Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

ほっと一息入れて、今だけを注目してみる

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未来予測とは過去分析のことである

へーい。
おはようございます。
タクさんです。

先日なんですけどねー。
仕事で、とある会社の取材をしておったんですけど、
その会社は何をしている会社なのかというと、
AIで未来を予測するシステム?みたいなものを開発している会社なんですね。

は??

って感じでしょ?

なので、どうやって未来を予測するのか?
みたいなことを聞きに行ったんです。

まー、簡単にいうと、申請されている特許や、いろんな論文。
それ以外にも世界中のありとあらゆる文章をガッツリと分析するらしいんです。
で、どのキーワードがどのキーワードと関連しているのか?
みたいなことをゴリゴリと解析するらしいんですね。

そこで、このキーワードとこのキーワードは仲良しである。
とか、
最近はこのワードが使われることが多くなった。
この分野のワードが多くなった。

みたいにね。

世界中の文書から、様々なキーワードを抽出して分析するらしく、
この分析結果が地図のような図に変換されて、
それを時系列で重ねていくと、未来はどの方向に進んでいるのか?
が分かりやすくなるんだそうです。

ま、簡単に書くとそういう感じのシステムなんですが、
ほんと、数時間にわたって説明してもらってなんとかぼんやりと分かった感じがしました。

つまりこれって、未来予測のシステムというよりは、
言い換えると、ものすごい過去分析のシステムなんですよね。

世界一の投資家といわれるウォーレンバフェットさんの投資手法もこれと似ています。
決算書なんかを参考に、過去分析をするんですよね。
そして、この会社の価値を算出する。
その上で、今、この会社につけられている値段(株価)が価値よりも安ければ、
買い!
っていうね。
そういう方法なんですよね。
つまり、僕らって、未来を予測する時って何をしているのか?といいますと、
過去を分析しているんですよね。

 

「この先どうなるのか?」という話題

さてさて、
「この先どうなるのか?」という話題は、
僕らの思考ちゃんにとってもものすごく重大な話題だったりします。
っていうか、
思考ちゃんはこのことばっかりを考えているフシもありますねー。

そして、それって、絶対にわからないことなんですけど、
わからないからこそ、常に思考は若干の混乱をしているんです。

思考ちゃんはわからんに弱いんですね。

だから、あれこれと未来を予測しようと躍起になるわけですが、
やはり、未来予測をする時に頼りにするのは、過去の情報になるわけです。

記憶というのはとってもあいまい

この過去の情報がねー。
しっかりしたものであるなら、いいんですよ。
たとえば、将棋のAIって物凄いスピードで進化してるじゃないですか、
あれって、やはり将棋には江戸時代からの棋譜というものが残っております。
対戦の記録の全てがしっかりと残ってるんですね。
だから、確実な過去情報を元に将棋というルールの中でちゃんとした予測が立てられるわけでして、最強のAIソフトが開発されているわけですね。

さらにAIは疲れ知らずなので、何度も脳内で模擬対戦もできるので、どんどん精度が上がるわけです。

ですが、僕らが持っている記憶って、ものすごーくあいまいなんですよね。
しかも、その時の気分によって記憶による印象もコロコロと変わっちゃうんです。
そんなあいまいなものを元にした未来予測って、あまり当てにならないんですよね。

気分が落ち込んでいる時は、ろくな未来は描けません

もし、気分が落ち込んでいる時は、ろくな未来は描けません。
なぜなら、落ち込んでいる時には、その気分に沿った記憶を持ってくるからです。
そして、この記憶によって今の落ち込みを納得させていたりもするんですよね。

ちなみに、僕らが現実だと信じているもの。
これも記憶を頼りに作りあげられた頭の中の物語です。
この物語は原因があって結果が現れて、さらにこの結果が原因になり、また結果となる。
そんな構成で作られています。

この原因と結果のあいだを時間という概念で埋めているんです。

ほっと一息入れて、今だけを注目してみる

もし、自身の先行きに苦しめられているのなら、
それは、とてもあいまいな過去を真実と錯覚しているからかもしれません。
あいまいな記憶のせいで、あなた自身が苦しまなきゃならないなんてことはありません。
それよりも、「今」こそが真実です。
記憶の中に真実はありませんからねー。

僕らは考えれば考えるほど、過去の記憶を参照します。
だから、あまり考えすぎちゃう時にはね。
ちょっとお気に入りの飲み物でも飲んで、ほっと一息入れてください。
そして、今だけを注目すればいいんです。

 

takuteto.hatenablog.com

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