Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

【自分らしく生きるコツ】この世は舞台、人はみな役者である

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シェイクスピアの「お気に召すまま」というお話の中にこんなセリフがあります。

「この世は舞台、人はみな役者である」
(All the world’s a stage, And all the men and women merely players)
『お気に召すまま』より

この「お気に召すまま」というお話は、シェイクスピアの喜劇です。
今で言うコントのようなものなんですけどね。

結構よくできてましてねー。
なんていうか、アンジャッシュのコントのような感じで、
罠や嘘や勘違いから起こる筋違いのセリフがテンポよく展開されて、笑いを誘うといったようなストーリーなんです。
ちょっと驚きなのは、
これが書かれた時期は、なんと日本では戦国時代ですからねぇ。

やっと歌舞伎が確立されつつあるような時代なのに、あんなコントが劇で演じられていたなんて、斬新ですよねぇ。
しかも今でも舞台などで世界中で演じられています。

というわけでおはようございます。
タクさんです。
人生というコント、皆さんはどのように彩られておられますでしょうか?
派手好きな方は派手に、それなりが好きな方はそれなりの彩りで、
この世の舞台を楽しみたいものですね。

 

この世の舞台。
この舞台の開幕の時期は、人によってバラバラです。

この開幕は、生まれた時ではありません。
その時はまだ開幕してないんです。

この開幕は、自分という役柄を演じ始めた時に始まるんです。
今までなかった「自我」というものが芽生える2歳頃から始まるという感じですかね〜。
この自我が芽生え、「時間」という概念を受け入れたときに開幕するんです。

実は僕、子供の頃、結構この演じているということに自覚的だったんですよね。
なので、周りの子達も、大人たちも、みんな自覚的に演じているんだと思っていたんです。

だから、あまりにマジな人を見ると、
「え〜!めっちゃマジで演じるやん!」
って少し不思議に感じていたりしたんですよね。

みんながマジで演じているように見えるので、自分としてはどこに立ち位置を持って行ったらいいのか?
みたいなことに不自然さを感じていたりもしました。

その頃から、みんなはどうやってあんなにマジでセリフを言えるんだろう?
と不思議になり、人が言う言葉を自分の心の中でつぶやいてみる。
みたいなことがクセになっていました。

人の言葉を自分で真似をして、どんな感じで言っているんだろう?と
その人のマジな気分を確かめるって感じでしょうか?

映画のセリフを真似して、登場人物の気分を味わってみるというのに近いのかもしれませんねー。

とにかく、どう演じているのか?を不思議に感じていたんです。

かと言って、この不思議さを人にどう説明したらいいのか?もよくわからなかったんですよねー。

この感覚は小学生高学年くらいまで続いたんですが、
ある時、心の中のつぶやきが気づかないうちに声になっていて、そのことを友達に指摘されたことがあるんです。

そのときに、
「ヤバいっ!」
と思って、そのとき以来、このクセは封印され、
僕もこの世の舞台にすっかりとはまり込んでいったわけなんですけどねー。

この不思議な感覚が不意に戻ってきたのは、すっかり大人になった時、
とある会社の会議中でした。
そのとき僕は、会社の売り上げがどうとか、目標がどうとか、数字がどうとか、
そんなの心の底からどうでもいいと思っていたので、
みんなが売り上げやら目標やらを真剣な顔で話しているのを見て、
「うそーん。みんなマジやーん。」
「どんな感覚でそんなにマジになれるの??」
って思ったときに、
あ、この感覚は、あの時の不思議な感覚に似てる!
って感じたんですよねー。

そして、いろんな本を読んでいると、
この感覚のことについて、
冒頭のシェイクスピアの「この世は舞台、人はみな役者である」と同様に、
いろんなところで書かれていたんです。

うわっ!
ジョンレノンもブッダもイエスキリストもインドの聖者も、
ありとあらゆる人が、この感じのことを説明してはるやんっ!
って興奮したことを覚えています。


この世の舞台。
これはマジになればなるほど楽しめるわけですが、
そのぶん、舞台設定の枠に羽交い締めにされ不自由さを感じるんです。

この感覚をね。
あくまでも自我という立ち位置で聞くと、
それは、

「まあそう言う考え方もあるよね。」
といった、ちょっとした気休めのように聞こえたりするのですが、
気づきの立ち位置で改めて感じ取って見ると、あっという間に言葉は瓦解し、
本来の自由さがむくむくと湧き上がってきてくれるんです。

この世の舞台を楽しく演じるには、この舞台設定の枠はなにを選んでもいいということを知っておくことと、
自分はどう演じたいのかを知るということがコツです。

そのためには、やはり、まずは自分は何が好きなのか?
自分の胸の中から、すっとつかえがスッと取れるのは、どのような表現なのか?

このことに素直になること。

そして、真摯に耳を傾けることなんです。

 

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