はじめに
縄文時代ってね。
巨石を神とする風習があったんですよねー。
いわゆるでっかい石なんですけどね。
いまでも、そういった巨石が御神体になっている神社は残っていますが、
どうも、縄文時代では、人間を神とするのは邪道だったそうなんです。
そうそう、鬼滅の刃でもでっかいご神体の巨石が出てきましたよね。
刀で斬るやつ。
ま、ぼくもねー。神を信じるタイプではないんですが、
神として崇めるのであれば、物言わぬ自然のものを神とするほうが、
どうもしっくりくる感じがします。
僕らは人間を神として崇め始めたあたりから、どうも勘違いをしだしたのではなかろうか?
なんてことさえ思います。
なぜなら、人は思考体系を持ってしまいますし、さらには言葉で喋っちゃいますからねー。自然なありのままさが、人を神にすることでなくなっちゃうような気がするんですよね。
はい。
というわけで、おはようございます。
タクさんです。
本日もどうぞよろしくお願いします。
縄文土器、ちょーかっこよ!
いやねぇ。
縄文時代の土器とか、仮面とかねぇ。
めっちゃかっこいいですよね。
ダリやピカソ、岡本太郎を彷彿させるものがあります。
あのアート性は、かなり高い文化レベルを感じさせてくれます。
縄文時代は狩猟や採集がメインで、まだ農業が入ってきていなかったじゃないですか。
そして、農業が入ってきてないから、戦争もなかったそうなんですよね。
ただし、ごくごく小さな菜園でちょっとした植物は育てていたそうです。
でねぇ。
どうも縄文人は農業を忌み嫌っていた節がある。
なんて説もあるんですよね。
戦争が嫌で、大陸から逃げてきた人たちが沢山いた。
なんて説があるんですよねー。
だから、あえて農業を取り入れず、海に隔てられているという地理的特性を生かし、
ユートピアを形成していたのではなかろうか?
なんてね。そんな想像をかき立てられます。
縄文時代の文化は高い
でね。
冒頭でも書きましたが、巨石などを神とし、人を神とすることを嫌ったというはなしなんですが、
やっぱり人を神にしてしまうと、神の言葉なんて概念も生じてしまいます。
すると、神の言葉を伝える翻訳者なんてものが現れてきて、
次第にそういう人が権力を持つようになってしまう。
するとまた、争いが生じてしまう。
もしかしたら、これさえも嫌い、そもそも言葉の中に神性は存在しない。
ということをどこか見抜いていたからこそ、
人を神とすることを忌み嫌っていたのでは?
なんてことも想像してしまいます。
なんせ、縄文の時代は8千年も続いたんですからねー。
それも権力の集中がなかったからこそであり、
争いがなかったからなんじゃなかろうか?
しかも、あのアートを見ていると、
今の僕らなんかよりも全然すごい文化性を持ってたんじゃなかろうか?
なんてことも思ったりします。
農耕文化によって、ユートピアは終焉を迎えた
中国の人や韓国の人は、日本に農業を教えたのは、僕らだ!
なんて言いますが、やっぱり、日本はそれを拒否してたんじゃないのかなー。
でも、時代の流れには追いつけず、やがて農耕民族が日本にもどんどん入ってきて、土着の部族たちは降伏せざるを得なくなり、ユートピアは終焉を迎えてしまった。
あのかっこいい縄文式土器は、なんともノッペリとした実用的な弥生式土器になってしまったんじゃなかろうか、、、なんて想像しちゃいます。
古事記なんかである、大国主の国譲りという物語。
物語では、大国主という人が天照大神に喜んで国を譲ったという風に書かれていますが、
そんなわきゃーない。
争いを好まない土着のリーダーが仕方なく国を譲ったけど、大国主は幽閉されてしまったんだろうなぁ。
なーんてね、そんなことを想像したりしています。
時には岩にしみいってみるのもいいかも
ま、ともかく、僕ら人間は、時代を経るごとに進化していると思っていますけど、
実はそれって、幻想じゃーん。って思うんですよねー。
これは、二千年以上まえの歴史書を読んでいてもよく感じることです。
もちろん、退化してるとは言わないですし、
いろんな病気も克服してきましたが、結局プラマイゼロってのがホントのところで、
別段、進化が人に幸福をもたらしたわけじゃなく、逆に進化によって、余計に人は言葉の世界に支配されてしまったところも大きいと思うんですよね。
松尾芭蕉の句で、
しずけさや岩にしみ入る蝉の声
というのがありますよね。
まるで、物言わぬ岩と一体になることで、静けさが蘇る。
そんな感覚を覚えますよねー。
昔の巨石信仰じゃないですが、物言わずにただじっとしてみることで、
ここにある平安を感じてみる。
岩のように静かにあってみる。
まさに、ロック!岩だけに。
そんなロック!な祈りは情報過多な今こそ、まさに求められてるのかもしれないなぁ〜。
なーんてことを思ったりしている今日この頃です。
すいません。今日はなんだか単なる日記みたいな記事になっちゃいました。
それでは、また明日〜。
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