Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

「悟り」のためにすべきことはない!ってよくわからん。

はじめに

はいどうもー!
おはようございます。
最近は中国の歴史ドラマやゲームにハマっているタクさんです。

さて、昔テレサテンさんという日本でヒットした有名な歌手がおられたんですけどね。

彼女のヒット曲のひとつで、「愛人」という歌があるんですよ。
愛人という立場の悲しさを表現している歌なんです。

あなたと出会うのが遅かっただけだとか、街で一緒に歩くことができない悲しさとか、
帰ってこないことを悲しむ様子なんかが歌われているんです。

テレサテンさんは中国系(台湾出身だったかな?)の方で、もちろん中国語も堪能ですので、
中国語でも日本と同じ「愛人」というタイトルで歌っていて、それは中国でも放送されたりしてたんだそうです。

ですがね。
この歌を聴いた中国の方は「?」となって歌詞の意味がよくわからん!
ってなことにもなっていたそうなんですよねー。

なぜ、中国語で歌われているのに意味がわからないのか?といいますと、
この歌のタイトルである「愛人」という言葉は中国では「配偶者」を意味するんだそうです。

だから、なんで配偶者のこの女性はこんなに悲惨なん??
なんで旦那さんは家に帰ってこないし街を一緒に歩いてくれへんのん??

と不思議な気持ちになっていたのだそうです。

そんな中国と日本、同じ漢字という文字を使いながらも意味が違う単語って結構あるので面白いですね。

例えば、「床」という文字は中国ではベッドを意味しますし、
「湯」という文字は中国語では「スープ」になります。

また、「猪」という文字は中国語では「ブタ」を意味するんだそうです。

面白いですねー。

中国の方が日本に来て銭湯なんかで「湯」という文字が書いてあったら、
「ん?スープ屋さんなの??」ってかんじで、なんか不思議な気持ちになるんでしょうね。

分離と有限性という錯覚

さて、「私はいない」っていうのは、
私と誰か、さらにありとあらゆるものは個別に存在しているというのはあくまでも「思考」の中だけで組み立てられている世界観であって、そもそも「思考」はそういう世界観をイメージとして作るものにすぎず、それは真実ではないんよー。

ということなんです。

ですので、私はいないと思おうとすることはそもそも無理ですし意味をなさないんですよね。
なぜなら、そう思おうとしたところで、そう思って構築された世界観もまた「思考」の中だけで組み立てられた世界観だからです。

その世界観からの脱却がいわゆる解脱なわけですが、実際に誰かがどこかから解脱するわけではありません。

そもそも、誰も囚われてすらいなくて、ただ囚われているような錯覚をしていただけですからねー。

なので、解脱したり悟ったりした人なんてのは存在しないわけです。

この辺りのことは頭で理解できることではないのですが、感覚としてなんとなく感じてる方はおられるかと思います。

この「私」という錯覚がある種の「有限性」という錯覚をもう見出し、有限な私が損なわれることを恐れていたりするというわけですね。

代償という錯覚

そんな「私」という錯覚と双璧をなす錯覚がありましてね。
それが、「代償」という錯覚なんです。

ほら、
僕らはなにか「代償」を払わなければ「得る」ことはできない。
なんていう、まさに宗教に似た思い込みを持っているんですよね。

もちろん、普段の生活ではそういうルールになっているパターンもよくあるので、
そのルールが適用される範囲内では「代償」を払って何かを得れば良いんですけどね。

それは、サッカーをやっている間は手を使わずにボールを蹴れば良いってだけの話でして、ボールは蹴るものというのは真実ではないというわけです。

同様に「代償」っていうのはあくまでも思考のなかにある解釈のひとつであって、「何かを得るには代償が必要」というのは事実や真実ではないんです。

たまに皆さんが混乱されることの一つに、
「悟り」のために何かすることってあるんでしょうか?という問いに対して、
「何もしない」という答えに混乱する。

ということがあると思うんですよね。

これもまた、悟りに何かしらの代償が必要なんてことはない。
なぜならすでにもう「今」「ここ」しかないからだ。

ということなんです。

ここで混乱するということはまだどこかに、
「何かを得るには代償が必要だ」という錯覚が残っているのかもしれませんね。

今のまんまのあなたでもう完璧なんです。
だからそんなあなたを許し受け入れてあげたら良いんですねー。

 

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