Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

命はただ躍動している!

はじめに

はいどうもー!
タクさんです。
みなさんご機嫌いかがでしょうか?

たまに、タクさんはどんな探求をしてたんですかー?
みたいな質問をいただくことがあるんですがね。

僕は結構な探求オタクだったわけでして、
それこそ、普通に瞑想はかなりやってましたし、
それも、ただ毎日10分くらいするとかじゃなく、毎日1時間は当たり前、
時には三日三晩トイレとちょっとした食事以外はずっと瞑想。
なーんてこともやってました。

あとは冬の滝行もやってましたし、なにやら変な儀式をうけてみたり、
ずっと喋らない合宿みたいなやつとか、リトリートと称して田舎で合宿とか、
さらには、ここではあまり書けないようなこともだいたい一通り経験しております。

当時は、こういうのをやれば「エゴ」や「カルマ」みたいなものが浄化されて、
何やら良い感じになる!って思い込んでたんですよねー。

っていうか、そうなる!って教わってましたからね。

ま、だからと言ってねー。
結局のところこういうのって、やればやるほど良いとかそういうことじゃないし、
ぶっちゃけ必要ないですし、むしろハマると逆効果です。

ま、どうしてもというのなら、かるーい瞑想くらい。
それも、どこかで教わるとか儀式を受けるとかそういうのじゃなくて、
ただリラックスして座ってボーッとしてみるのが一番良いんじゃないかなーって思ってます。

なぜなら、ややこしいものほど、そこに意味や意義やウンチクがついて回ってきますから、
今まで身につけた思い込み、エゴに気づきそれを取り払うというよりは、
ただただ、エゴの書き換えをしているに過ぎない。
なんてことになっちゃいますからねー。

また、やればやるほど、
「ワシはここまでやった!」
みたいなエゴもついてきちゃいますので、逆に邪魔になるんですよねー。

良いことといえば、こういうのにハマっちゃう心理状態を経験できたってことなので、
同じようにハマってしまってしんどいという方がいたなら、
「しんどいんだー、そっかー。だったら、やめなぁー」
って首を傾けて、言ってあげられることくらいですかねー。

・そもそも捨てなくて良い

そもそもね。
こういうのってなんのためにやってたのか?といいますと、
エゴだとかカルマ?みたいなものを捨てる目的だったんですよ。

いや、そう教わったんですよ。

エゴやカルマなんてものを手に入れた覚えはなかったんですが、知らないうちにそういうのが溜まり溜まっていて、それを捨てて浄化するためにやってたんですよねー。

エゴやカルマってのは、なんなのか?と言いますと、
やたらと巻き込まれてしまいがちな思考。それも嫌な思考でしてね。

「あいつむかつく!」
「なんでこうなの?」
「もっとこうあるべき!」

みたいな感じの思いですねー。

それを手放すと自分が浄化されるっていう立て付けになってたんですよね。

だからそういうのを捨てて浄化して綺麗になる!
なんてことを頑張ってたんです。

ですがね。
確かに楽になったりするんですが、そんなものキリがないので延々と続くんですよねー。

そうなると、
「まだエゴが残ってるのでもっと続けなきゃいけないねー。」ってなっちゃうんです。
こんなもん、終わりがないんですよね。

そして、そもそもそんなのを捨てなくてよかったんです。
やっぱりそんなもの、持ってなかったんですよねー。

どんな「私」も許されていたんです。
勝手に自分はダメなものを持っていると思い込んでいたんです。

あらゆる私は許されていた。
全体に包み込まれていた。

そして、全体と私は分かれていなかったんです。

エゴを通してみていた世界は確かに解釈に歪められていたんですが、
そもそも「私が」そうしていたのではなく、それはシンプルな反応であって、
そこに良いも悪いもなかったんです。

つまり思考のストーリーがどうあれ、すでに完璧だったんです。

解釈を通さない生の現実は常に目の前にあり、
僕らはそれを見逃していただけだったんですねー。

なんたるこっちゃ!
ここに全てがあったんです。

・命はただ躍動している!

聞こえてくる音。
歩いた感触。
窓の外に見える車のウィンカーの点滅。
エアコンから吹き付ける風。

僕らはこれらを
「私」が「私の五感」で「感じている」
って思ってるじゃないですか。

これもまた解釈であって、
これらの感覚、見えているものすべて、感じているもの全ては、
命の躍動として、今まさにココで起こってたんです。

リトリートと称して、自然の中に身を置いたり、
無言で3日くらい過ごしたり、
瞑想をしたり、滝に打たれたり、
そんなもん、全然関係ないやんけー!!

ってね。

ま、関係ないというわけじゃないんですが、
普段の日常の生活より、そっちが優れているというわけじゃなく、
人工物より、自然の方が悟りに近いというわけでもないんです。

ま、そう聞くと
じゃあそれらは無駄なのかー。
とか考えちゃうと思うんですけどね。

無駄とか有意義とかそんな分離すらないんですよ。
そもそも無駄なものなんてないですし、有意義なものもないんです。

そしてあらゆるものに特定の関係性すらないっていうね。
そんな感じなんです。

エゴやカルマや、はたまた執着を手放さなきゃいけないわけでもなく、そもそも持ったことすらなかったんです。

 

 

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