はじめに
ほーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
もし僕らに、言葉がなかったなら。
どんな感じになるか想像できますか?
「エー!そんなの不便すぎるし、何も始まらないジャーン!」
って思うかもしれませんね。
確かに言葉は便利ですもんね〜。
他の人と意思疎通ができるのも言葉があるおかげです。
ただ僕らの意思疎通って言葉だけじゃないんですけどね。
むしろ言葉以外の部分のほうが多かったりもします。
ま、それは置いておいて、
言葉というのは、基本的には誰かと意思疎通をするための道具ですよね。
にもかかわらず、
僕らは一人でいるときも絶えず頭の中でいろんな言葉を紡いでいたりするんです。
一人でいる時に、頭の中で紡がれる言葉っていうのは、誰かと意思疎通するためにやっているわけではありませんよね。
この頭の中であれこれと紡がれる言葉というのは、まさに頭の中で物語を紡いでいる言葉です。
これはまさに頭の中のストーリーです。
このストーリーは、完全に頭の中のイメージである。
ということは、きっとわかってもらえると思います。
そして、頭の中のイメージということは、まさに幻想そのものなんです。
物語に必要なもの
頭の中で物語を紡ぐには、必要な要素があります。
それはまず、お話の設定です。
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。」
みたいなやつですね。
そしてもう一つ必要なのは、主人公です。
大体、頭の中のストーリーで主人公を演じるのは「自分」です。
そして、お話の設定は「自分の状況」となります。
これをまず、僕らはイメージの中で作り上げるわけです。
そして、これを元にお話を展開していくんです。
ただ、このお話を展開するには、ある種のモチベーションが必要になってくるんです。
お話展開のモチベ
モチベーションとは、動機づけですね。
つまり、僕らが頭の中であれこれとストーリーを作り上げるには動機づけが必要なんです。
動機づけとは、「〜ねばならない」理由ですね。
つまり、頭の中であれこれと物語を作らなければならない理由です。
この動機づけが強ければ強いほど、ストーリーの回転力が大きくなります。
ストーリーの回転力というのは、ああでもない、こうでもない、云々カンヌン。
みたいなね。
いわゆるストーリーの繰り返しみたいなものです。
僕らは頭の中でいろんな物語を紡ぎますが、小説のような壮大な物語を作り上げているなーんてことはとても稀で、そのほとんどは壊れたCDのような、同じことの繰り返しです。
大概の場合、頭の中の繰り返されるストーリーにウンザリしながらも、それを聞き続けているんですよね。
そして、同時にそれを繰り返しているんです。
(※ま、それを行っている当事者はいないんですけどね。)
深刻さ
では、このお話のモチベになるものについてですが、
それは、深刻さです。
深刻さとは、どういったものかというと、「どうでもいい」とは思えないことですね。
僕らは、どうでもいいことをずっと頭の中で繰り返すことはできません。
後々どうでも良かったということに気づくことはありますけどね。
もちろん、頭の中で繰り返されるストーリーの全てはどうでも良いことなんですけど、
その時は、それが深刻であると錯覚しているんです。
そして、この深刻さは僕らの体感覚にも緊張感をもたせます。
また、この緊張感が深刻さを生むんです。
深刻さと緊張感は、鶏と卵の関係に似ています。
これらがうまく連動することで、深刻なストーリーが展開されるわけですね。
そして、深刻だからこそ注目してしまうということでもあり、
注目されているからこそ、おんなじことを延々と繰り返えさせたりするわけです。
深刻さをアホらしくしよう
ま、そういうことですのでね。
頭の中で同じようなお話がぐるぐるしているなぁーって感じたときにはね。
ちょっと変顔をしてみると良いんです。
できるだけ、自分がアホみたいに感じられるような顔であるほうが良いです。
そうやってみると、なんだか自分がアホっぽく感じられるかもしれません。
そうなってきたならチャンスです。
なぜなら、アホっぽさと深刻さは相容れない関係性だからですねー。
そして、そんなアホっぽい自分を感じられたなら、そんな自分を心のなかで抱きしめてあげて、執拗になでてあげましょう。
そして、「どんな自分でもそれで良いんだよ!」って自分に言ってあげるんです。
出来ることは出来るだろうし、出来ないことは出来ないだろうし、
そもそも、自分という器に大きいも小さいもありません。
足りないという思いもまた、幻想のストーリーの一部なんです。
そしてね。
一人でいる時にわざわざ誰かと意思疎通するための道具を持ち出さなくても良いんです。
つまり、言葉を持ち出さなくても良いってことですね。
頭の中から言葉が消えたなら、頭の中のぐるぐるもまた消えていきます。
あとにのこるのは、なんでも無い今だけです。
そしてこの「今」にリラックスすればいいんです。
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