Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

ハイエナの可愛さと所有の錯覚について

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ハイエナは可愛い!

ほーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

ハイエナっていう動物がいるじゃないですか。
このハイエナってね。
ちょっと僕ら人間からは良いイメージを持たれていないってところがあったりしますよねぇ。
例えば、ディズニーのライオンキングでも狡猾な悪者って感じで描かれていますし、
人のものを横取りするようなことを、ハイエナのような…と表現をされることもあります。

でもね。
実はハイエナってものすごく賢くて、ものすごく人懐っこい動物だったりするんですよ。

人になれたハイエナなんかは、物を運ぶとき、ちょっとこっちを持ってと頼んだら、ちゃんと持ってくれたりして手伝ってくれたりしますからねぇ。
知能はかなり高いんですよね。
しかも、かなりの甘えん坊だったりもするんです。

獲物を横取りしているようなイメージがありますが、横取りがズルい!としているのは人間だけであって、動物の世界では横取りは普通に行われておりますし、ハイエナだけがやってるわけじゃないんですよね。

しかも、ハイエナの狩りの能力はかなり高いので、他の動物に比べて横取りばっかりしているというわけでもありません。
むしろ横取りはほとんどしないんです。

ただ、ハイエナは強い顎と強力な消化能力を持っているので、他の動物の食べ残しもちゃんと食べることが出来ます。
骨だってボリボリと食べるんです。
なので、食べ残しを漁っているところが、横取りと思われたり、浅ましいと思われたりするのかもしれませんね。

しかもね。
ハイエナって世襲制の女系社会を作るんですよ!
つまり女王を中心とした社会をつくり、跡取りは女王の娘が継ぐんです。
いわゆる貴族階級ってものがハイエナの社会にはあるんですよね。

面白いですね。生まれた時点で身分がハッキリしてるんです。
おかげで、群れの中でのボス争いのような争いがなかったりするんです。

そういう面では争いばかりしている人間よりも高度な社会性を持ってると言えるのかもしれませんね。

 

所有は概念である

すいません。ちょっとハイエナ愛が出てしまい長くなってしまいましたが、今日は所有の錯覚というものについて書いてみたいと思います。

所有という概念は、いわゆる人間社会の中で作られた一つの概念みたいなものなんです。
例えば、インディアンには土地を所有するという概念がなかったので、白人たちがインディアンの土地を根こそぎ奪ってしまった!なんて話があったりしますが、そもそも所有というのは概念に過ぎないんですよね。

僕らの身体だって、借り物ですもんね。
誰に借りたのか?はよくわかりませんが、所有物ではないですもんねぇ。

この所有は概念であるっていうのは、ある程度はわかると思うんです。
土地だって、同じ法律を共有している人の中でだけ、それを所有しているということにしているだけで、ネコやカラスや虫たちには通用しませんもんねぇ。

あらゆるモノだって、所有という概念上、持ち主がいるということにしているだけで、
実際は誰のものでもありませんもんね。

僕らは、概念上ではいろいろなものを所有しているていにしておりますが、実際のところ何も手に入れたことは無いんです。

所有の錯覚

でね。この所有の概念なんですが、これがあらゆるものにも波及しておりましてね。

例えば、思考のイメージだとか、体験だとか、人生だとか、心だとか、
そういったものにも所有という概念が知らない内に絡んできていたりするんです。

体験というものが、ただ起こっているだけなんですが、
それを所有したていにしてしまうと、
私が体験をした!
という解釈に変わっちゃっうんです。

目の前のあらゆる物事も、所有という概念を通して見ると、そういった解釈になっちゃったりするんです。

この所有という概念を通して見ること。
そうして見られたものというのは、錯覚のようなものなんです。
ただ、皆が同じ錯覚を見るので、真実であるかのように感じてしまっているだけだったりするんです。

なので、悟りや目覚めというものも所有しようとしてしまうわけです。
つまりは、体験して何かを得ようとしちゃうって感じですね。

僕もよく、目覚めの体験について聞かれるんですが、この体験はあまり重要ではありません。
むしろ、この体験を掴んだ!と錯覚してしまうことが多いのでよけいに錯覚をこじらせてしまうことさえあるんです。

ただ、どうしてもこの目の前の在るがままを目の当たりにした時にそれを体験として掴み取っちゃうクセが出ちゃったりするんですけどね〜。

体験する誰か?は存在しないんです。
存在は存在として、デーンとココに在るものであり、この存在は全てであるのでなにかの所有者ではないんです。

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