Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

「個」への執着

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【はじめに】

疑似体験も夢も、存在する情報は全て現実であり、そして幻なんだ。どっちにせよ一人の人間が一生のうちに触れる情報なんて、わずかなもんさ。

と、いうわけでおはようございます。
タクさんです。

冒頭のセリフはゴースト・イン・ザ・シェルのバトーさんのセリフです。

いいセリフですよね。
ただ、かっこよすぎて僕には一生言えそうにありません。
言おうとしたらきっと吐いてしまいそうです。

ちなみにゴースト・イン・ザ・シェルの登場キャラで一番好きなのはタチコマです。
皆さんの好きなキャラは何でしょうか??

知らない人、すんません。

ま〜僕らは、「個」へのこだわりを強く持っておりましてね〜。

なんなら、僕らは持つあらゆる悩みや不安の種。
これらも元はと言えば「個」へのこだわりからくる悩みだったりするんですよね〜。

ま、そう聞いちゃうと、
「よし!では、持たないようにしよう!」
ってね。

そんな風に思っちゃいがちですが、そう思うこと自体がもう「個」へのこだわりゆえだったりするんです。

面白いですよね。

 

【「個」へのこだわり】

この「個」へのこだわりがないとね。
僕らはなんていうか、依り代を失っちゃうような気がしてしまうんです。

この依り代がないと、虚無の渦に巻き込まれてしまう!
なーんてね。
そんな錯覚さえ起こったりするかもしれません。

何かしらの支えがないと溺れて流されてしまう。
みたいなねー。
そんな錯覚があったりするんですよね。

だから、この支えはしっかりと丈夫なものでなくてはならない。
完璧でより頼りがいのあるものでなくてはならない。

って思っちゃうんですね〜。

だから僕らはより完璧な「個」である自分になりたがるわけです。

なのでそんな「個」を強化してくれそうな話についつい乗っちゃうんですよね〜。

個を超越する瞑想!
とか、
空に至る瞑想!

龍に守られる人。
強い守護霊に守られてる人!
前世の行いが良い人!

とかねー。
なんか検索してみると色々あるみたいですね。

【夢のストーリーの中心】

そんな完璧な「個」である自分があるとね。
どんな悩みや不安でも跳ね返してくれる。
って思っちゃうんですよね。

ただ、皮肉なことに、その思いが悩みや不安の種になってたりするんですけどねん。

ホントはね〜。
そんな拠り所なんて無くてもちゃんと立てるんですよね。
膝までしか無い水辺で溺れてるようなものなんです。

藁をもつかむ気持ちで拠り所となる自分を求めているんですよね。

そして、掴み取った自分を中心とした夢を見ているんです。
夢のストーリーの中心にあるのは掴み取った自分です。

【夢のストーリー】

また、この夢のストーリーってね。
「個」としての自分があって初めて成り立つんですよね。

また、「個」としての自分はこの夢のストーリーを見続けたがっているんです。
夢のストーリーを持っておきたいから個を掴み、こがあるから夢のストーリーは存続できる。
というわけでね。
お互いのメリットが合致しているんです。

だから僕らは、幻想の夢を見続けるんです。
ただし、目の前にあるあらゆる全ては真実でもあるわけです。
僕らは目の前にある真実から目をそらして幻想の夢をみているというわけなんですねー。
真実は夢のストーリーの中からみるととても退屈にみえるし、
虚無のようにみえてしまいますからねー。

どうしても避けちゃうんですよね。
そして、避けてることにすら無意識になっているんです。

 

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