Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

経験という名の色眼鏡

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【はじめに】

はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

昭和初期の東京ってね。
かなりおしゃれなんですよね〜。

なんかね。
イメージで言うとパリのような町並みといいますか。
石造りの洋館風建物が並んでおりましてね。

それでいて街を歩く人は、シルクハットをかぶった紳士がいるかと思えば、
着物姿の女性がいたり。
って感じでね〜。

なんか、今の町並みよりも全然オシャレにみえます。

東京駅のような感じの建物といえばわかりやすいですかね〜。
あんな建物がたくさんある町並みなんです。

良いですよね。

でね。
そんな昭和初期の町並みなんですが、そこから遡ること半世紀前の明治の頃の町並みもね。
実はそれほど変わらないんですよ。

同じような風景にみえるんです。

変わらない町並みで人々は年をとっていったんだろうな〜って思います。

ところがどっこい。

戦後になるとね。
町並みのイメージがガンガン変わっていくんですよね。
もちろん東京大空襲でまちがぼろぼろになった影響もあるんでしょうけど、
その後の高度経済成長から今に至るまで、
街の風景がガラっと変わっちゃうんです。

きっとこの現象が日本の各地で起こっていたんだろうな〜って思います。

そして、このことが人々の心や意識もものすごく変えちゃったんだろうな〜って思うんです。

 

【変化の時代】

ほら、人って部屋の様子でその時の心の様子がわかるっていうじゃないですか。
部屋が散らかっていると心も散らかっている。
みたいな感じでね。

ま、それがホントかどうかはわかりませんけど、
部屋の雰囲気と心や意識の雰囲気って結構リンクしてる部分もあると思うんです。

同様にね。
街で暮らす僕らもね。街の様子の影響って受けてると思うんですよね。

そんな街や周りの環境がこれほど短期間に変わり続けていくっていうのはね。
もしかしたら人類が初めて出会う経験なのかもしれませんね。

【流行という概念】

クライスラーが車メーカーを始めるとき、すでにフォードがアメリカ中に車を売りつくしたあとだったので、誰が車を買うんだ?なんて言われていたところ、
「今年のニューモデルです!」と言った感じでね。
車に流行という概念をくっつけるという方法でガンガン車を売った!
という話を小耳に挟んだことがあるんですが、
どうもこの町並みが変わるに従って、新しいものが重宝され、古いものが見捨てられるといった概念が加速したのかもしれません。

もちろん昔から流行といったものはあったのでしょうけどね。

ただ、昔の経験というものがどんどん活かしづらい環境になっていっていますよね。
むしろ、経験が逆に邪魔になってしまうっていうねー。

なので昔は老人の経験が生活の知恵として重宝されてましたが、
今や、えーそんなの古〜いって言われたりしてね。

【経験が通じるパターン】

ま、そもそも経験っていうのは同じルールであるからこそ役に立つものでして、ルールが違う場合は経験って役に立たないんですよね。

それは、サッカーの経験がそのまま野球で活かせるか?
というと、ルールが違う分だけ活かせないということになりますからね。

このルールのことを忘れていると、経験が活かせない!と嘆くことになるというわけです。

ま、これって逆に言うと、何かしらのルールを使うときだけその経験を活かしたら良い!ということになりますねー。

ただ僕らはついついルールを意識せずに経験を通してものを見てしまうっていうね。
そんなクセがあるみたいです。

【経験という名の色眼鏡】

赤ん坊はまさに「ソレ」そのものである。
みたいなね。
そんな表現を見聞きしたことがある人も多いと思います。

これって、赤ん坊はまだ経験がないからなんですよね。
経験がないから、経験を通して世界をみないんです。

経験というのがいわゆる色付きメガネになってしまい、
目の前の世界を別のものに変換してしまうというわけです。

そして、経験の奥には、適用されているルールがあるんです。
そのルールに縛られることで、僕らは不自由感を感じているというわけなんですねー。

 

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