Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

特別さがないからこそ、完璧

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【はじめに】

ほい。
おはようございます。
タクさんです。

お父さんはみんな、昔不良だった!

みたいなね。
ちょっとうろ覚えなんですが、
そんなコピーがあったんですよね。

このコピーを見て、そういえばうちの親父も
やたらと昔の武勇伝を語ってくるけど、
どこの親もそうなのか!
ちょっと面白いな。
と思ったものでした。

最近はね〜。
不良だった!は自慢にも武勇伝にもならないのかもしれませんね。

昭和の時代は、ちょっとかっこいい!というのがあったんですけどね。

みなさんも、武勇伝のひとつやふたつはお有りかと思います。

まー、僕らってね〜。
やっぱり、自分のことに関しては善良でありたいと思いますし、
ちょっとだけでも特別でありたいって思いますし、
ちょっといっぱしの人間だと思われたいものですよね。

これが、「自分」というものの特性なんですよねー。

ちなみに、僕の武勇伝は初めてのどじょうつかみ競争で1等になったことです。
えへんっ!

 

【思考には取っ掛かりが必要】

さてさて、自分というものも思考の中の一部なわけですが、
そもそも、思考というのは何かしらの特別さがないと掴み取ることができません。

ツルンツルンの壁って登れませんよね。

あれと一緒で、何かしらの取っ掛かりがないと、思考で掴み取ることってできないんですよね。

色のないものを見ることが出来ない。
というのと一緒です。

そして、この色は良いと悪いに分けられて、思考のストーリーを形作る材料になっていくわけですね〜。

【なんでもないものは掴み取れない】

ちなみに、「コレ」とか「それ」とここで呼んでいるもの。
それはまさしく「なんでもないもの」です。

だから、思考では掴み取れないものなんですね。

これは言い換えると、特別さがないということでもあります。
特別さがないということは、究極の普通!ということです。
平凡の極みなんです。

だからこそ、誰にでも常に門が開かれているということでもあるんですねー。

平凡な色って何色?と言われると、意見が分かれるところですが、
究極の平凡となると、もう色が付いてるだけで特別ということになるので、
透明に行き着くんですよね。

「コレ」とか「それ」は思考を超えたものである。
といったような表現もあります。

だから、思考では掴み取れないのだ!ってね。

ただ、そう聞くと、ものすごく特別でキンキラキンなんじゃないだろうか?
ってねー。
そんな想像しちゃいますよね。

黄金を超えた光り輝くなにか?
みたいなね。

【特別を超えたものだからスゴイ!という錯覚】

思考というのは、つかめないもの。まだわからないなにか?というものに対しては、
わかんないもんだから、スゴイことのように錯覚しちゃうんです。

だから、「コレ」とか「それ」に対しても、
宇宙と一つとか、神とか、解脱とか、ブッダとか。

何でも良いけど、思考を超えたもの。特別を超えたものとして想像しちゃうんですよね。
基本的にあらゆることは思考でとらえることができる!って思考は思ってるんですよ。

これもまた思い上がりで、実は思考でつかめるのはごくごく一部であり、
ペンでちょんって描いた点のようなものなんですけどね。

だとしたら、なおさら「コレ」は特別なんだ!
って錯覚しちゃうんですよね〜。

なので、思考で翻訳しようとすればするほど、変に特別なものになってしまうんです。

非二元なんて、ただただ「二元ではない」と言ってるだけなのに、もうすでに特別な何か?というイメージになっちゃってますもんね。

手に入れたなら、ニコニコ、ゆるふわ、清らか〜な感じになれる。
みたいなね。

【特別さというものは無い】

そもそも思考を通して見る特別さって幻想なんですよね〜。
特別なものなんて無いんですよ。この世には。

にもかかわらず、何かしらの特別さがなきゃ思考で掴み取ることが出来ないから、
特別さをでっち上げとるわけです。

そして、特別であればあるほど良し!という錯覚に陥ってるんですよね〜。

ただし、思考はそういう働きだから、それを変えることは出来ません。

錯覚ならそれを取り払いたい!という思いもまた、何かしらの特別さを手に入れたい!
という思いになっちゃいますもんね。

私というのもまた、一つの特別さなんです。
私はいないという表現は、特別さはないということと同じなんですよね。

つまりは、みーんな普通でっせ!ということです。
そして、普通に全ては赦されていて、解放されていて、愛そのものだし、完璧であり完全である。
ということなんです。

 

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