【はじめに】
はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
今日は、ツイッターの方に頂いた質問についてお答えさせていただきます。
ツイッターでは、いろんな質問に答えたりつぶやいたりしておりますので、
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では、
頂いた質問です。
悟りのプロセスが深まると過去の心の傷等が浮上してくることがあるってホンマでっか？
なんでですか？
関西人の方でしょうかね？
確かに悟りのプロセスが深まると過去の心の傷が浮上してくることがあります。
だから、ホンマなんです。
ただし、悟りのプロセスが深まってるので、心の傷にも対処しやすくもなっておりますので、その辺りはあまり心配しなくてもいいと思います。
では、なぜなのか？
って話なんですけどね〜。
その前に、悟りのプロセスって何よ？
っていうことから書いていきます。
【悟りのプロセスとはなにか？】
そもそもね。
悟りにプロセスなんてありませんし、段階というのもありません。
ですが、よく悟りのプロセスというものが語られたりしますよね〜。
十牛図なんていう有名な図もあったりしますよね。
このプロセスってなんなのよ？っていいますとね。
思い込みを思い込みと気づくプロセスなんですよね。
そして、この思い込みというのは、何重もの層になっているんです。
ミルフィーユのような感じでしょうか？
思いを手放せば、悟りが訪れる！
ってねー。
そんなイメージがあるかも知れませんが、
この思いっていうのが、結構何重もの層になってて、
あ！これが思い込みだと気づいた！
もう思い込みは残ってないはず！
って思っても、まだまだ奥の方に思い込みが残ってたりするんですよね〜。
悟りにプロセスなんてありませんが、思いを思いだと気づくのには、
思いには層がありますので、その層が深くなっていくプロセスというのは、
あるかも知れません。
ま、これも人によるんですけどね。
【層（ミルフィーユ）の仕組み】
ではこの思いの層とはどういう仕組みになっているのか？といいますと、
例えば、思いの働きとは、
「我思う、故に我あり。」
みたいな感じでね。
何々だから故に何々。
つまり、◯◯だから△△って感じで働くんです。
そもそも思いの働きとは、
〇〇が△△である。△は□である。
ということは、つまり、〇〇は□□であるということだ！
と言ったようにね。
これがこうだということは、つまりあれがこうだ！
と連鎖して連なって働くシステムになっているんですよね。
これが思考のシステムなわけです。
そして、これが延々と連なって、さらに連なってと膨大な層を作っているんです。
これが因果であり、思考とは因果システムで構築された一つの世界観なんですよね。
【思いの層が剥がれていく】
さて、
いわゆる気づき。
この気づきを重ねていくというのが、いわば悟りのプロセスなんですが、
気づきとは何か？っていうと、
これが思考だった。つまりは思い込みだった！と知ることなんですよね。
思考が手放せません！ってなってる理由は、それは思考ではなく真実だと信じているからなんです。だから手放せないんですよね。
そして、今までは思考ではなく真実としてとらえていたので手放せなかったものが、
「なーんだ。思考だったんだ〜、思い込みだったんだ〜！」って気づくと手放されていくんです。
なーんだ。
国境なんてなかったんだ。これって思い込みだったんだ！
っていうのは、比較的浅めの層に存在する概念です。
これに気づいたとしても、もっと深い層にあるのが、
「私って思い込みだったんだ！」
とか、
「時間って思い込みだったんだ！」
っていう思い込みなんです。
そして、心の傷というのも、これまたそれなりに深い層に閉じ込められていたりします。
また、情けない自分。馬鹿な自分というのもまた、それなりに深い層に閉じ込められていたりするんですね。
ですが、プロセスを経るうちに、上の層が手放されていくことで、下の方にあった層が表に出てきちゃうんです。
だから、心の傷が浮上してくることもある。ということなんですねー。
【思いの成仏】
ま、層というのもまた、一つのたとえ話なんですけどね。
いま出てきているあらゆる思い。その思いの中でも、自分が否定したい思い。
出てきては困ると思っている思い。
これらは、成仏したがってるから出てきていると言ってもいいと思います。
そして、成仏とは、あなたの許しを欲しがっているということです。
だからあなたが
「良いよ〜。その思いがここにあっても良いんだよ〜ってね。」
許してあげることで、その思いは成仏していくんです。
深く閉じ込められていた思いは許されずにずっとしまい込まれていた思いなんです。
だから、やっと出てきた思いなら、その労をねぎらってあげて、
その思いは、必要だから出てきたんだから、ここにいて良いんだよ。
ってね。
その存在を許してあげることで、初めて成仏されるんです。
手放すとは、捨てるのではなく、その思いと一緒にずっとここにいようという許しであり決意なんです。
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