Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考は自分であるという信仰

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【はじめに】

ふーい。
おはようございます。
ずっと自宅勤務だったんですが、
ちょっと用事があり、昨日久しぶりに会社に出社した
タクさんです。

皆さんのテレワーク事情はいかがでしょうか?

にしても、久しぶりの都心はやっぱ都会ですなー!
オフィスビルのエントランスにはグランドピアノが勝手に演奏をし、
壁一面には熱帯魚が泳いでおるんですもん。

今は、ちょい田舎に住んでいる僕には久しぶりの都会を満喫してまいりました。
にしても、暑かった〜!

 

【思考はけっこう支離滅裂】

さてさて、
僕らは頭の中のおしゃべりに耳を傾けることができますよねぇ。
このおしゃべりってね。よくよく観察してみると、あれこれと、もっともらしいことを話している様に見えて、実は同じことの繰り返しをリピートしてるに過ぎないことを発見できるかもしれません。

また時には言葉にならない言葉をただ連続してしゃべってるだけということもみて取れるかもしれないんですよねー。

なんで、そんな無駄話を延々と繰り返しているのか?
ってことなんですが、この会話をうながす元には身体の感覚が関係してたりするんですよね〜。
そのあたりのことも、じっくりと観察していると感じられるものです。

その身体の感覚とは、胃がキュッとする感じかもしれませんし、
喉がつかえたような感覚だったり、
重苦しさを感じられるものだったりと様々です。

これらはいわゆる緊張感とも言えるんですよね。
そして、この緊張感が頭の中のおしゃべりを促していたんです。

【自分は対象物】

そして、この感覚から逃れるには、どうしたら良いんだろうってね。
思考はもうこのことに夢中になっていくんですよね。
だって、緊張感ってイヤですもんね。だから早く逃れたい!と思うわけです。
そして、思考ちゃんは、あーでも無いこーでも無いと考えたかと思えば、
そもそも、あれが悪いこれが悪いと何かに責任をなすりつけたり、
そうかと思ったら、今度は自分に力が足りないせいだ!
と糾弾し始めたりします。
そしてもう、どうしたらいいのかわからなくなって、途方に暮れたりもするわけです。

そんな様子を見てたならなんだかもう救いようが無い様な、そんな感覚を感じたりもします。
どうしたら良いのかわからないし、それでいてわからないということが私を苦しめ続けるしで、踏んだり蹴ったりです。

でも、ここでひとつ救いがあるんですよね。
その救いとは、僕らはこの様を観ているということなんです。

つまりは、観ているのなら、それらは対象である。
ということなんです。

そして、対象であるとするならば、この一連のあれこれは「私」では無い。ということなんですよねー。

【執着からの解放】

僕らはこの思考ちゃんの働きが自分だからこそ、
「わからないでは困る!」
ということで、なんとかしようと足掻いていたわけです。
ところが、その自分だと思っていたあらゆる働きは、対象だったんです。

映画を観ている時ついつい夢中になってその映画に入り込んだりしますよね。
僕らは映画を観ている時、わずか8分でその映画に入り込むと言われております。
映画が終わったばっかりの時は、まだ意識は映画の中。
なんて事も珍しくありません。

僕も中学生の頃、ビーバップハイスクールというヤンキー映画を観に行きましたが、映画が終わった時には、もう周りはヤンキーだらけになってましたもん。

ま、それと似た様なもので、僕らは頭の中のおしゃべりに夢中になっていただけなんですよね。

このストーリーをなんとかしようとすればするほど、僕らはこのストーリーに巻き込まれます。
それはそれで映画やストーリーを楽しむ醍醐味とも言えるんですけどね。

でも、繰り返されるストーリーはちょっとイヤですよね。
嫌な芽はなんとか摘み取っておきたいと思ったりもするもんですが、それがもうとうにもできないのなら、まずはそのストーリーを観るのを休憩してみれば良いんです。

これが、今だけ、思考を置いておくということなんですね〜。
最初は置いておくなんてできるわけ無いじゃん!
って感じるかも知れません。

思考を置いておくなんてとんでもないっ!っていう信仰に似た思い込みがあるんですよね。
その信仰は、思考は自分であるという思いから来ている信仰なんです。
でも、置いておけるんだ!ということを確かめるうちに、置いておくことが容易になってくるんです。
すると、思考の自分ではない、観るものである自分が芽生えてくるんですねー。

ま、結論は自分なんて無いんですけどね。
その話はまた今度♪

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