【はじめに】
はい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
僕が子供の頃に好きだった漫画の一つに「風魔の小次郎」という漫画があるんですけどね。
この漫画は子供の頃はアニメ化もされてなくて、
若干マイナーだったんですよねー。
でも好きな漫画だからグッズとか欲しいじゃないですか。
でも全然グッズとかも売ってなくて、どうしても好きすぎで仕方がないから自分でいろんなグッズを作っておりました。
カードに絵を書いたり、凧上げの凧にイラストを描いて自作したりしてねー。
ま、そんな風魔の小次郎のクライマックスシーンの一つが聖剣戦争編です。
4000年に渡り、10本の聖剣を受け継ぐ戦士がカオスとコスモにわかれ、
輪廻による争いを繰り返していた!
みたいな話ですねー。
ま、この聖剣ていうのが、実は木刀である。
というのが、子供心にすこし引っかかってはいたんですが、
カオス(混沌)とコスモ(秩序)の争いっていうのが、なんとも世界の神話を彷彿とさせる物語設定ですよねー。
【神話の立てつけ】
すいません。
話がマニアックになりすぎました。
ま、世界の神話って基本的にあべこべで訳のわからない話が多いんですが、
大体共通しているのは、
元々、カオスという混沌があり、その混沌の中、天と地が形成され、そこで神々が誕生し、争いが始まり、主役の神が大活躍をする!
みたいな立て付けですね。
ま、神話っていうのは当時の支配者が自身の正統性を誇示するために作られたもんなんだと思います。
たくさんの神が出てくるのは、いろいろな場所で信仰されていた神(統治者)を新しい統治者が吸収していく過程で、増えていき、自分こそはキングオブキングならぬ、ゴッドオブゴッドであると誇示するために、神話という形が作られていったんだろうなーって想像したりしております。
混沌の中、神が秩序を作る。その秩序を作る際にすったもんだがあり、今の世界の土台が作られる。
そして、その神の正当継承者が私である!
みたいなね。
【混沌と秩序】
まーそんなわけで、統治者は自分に都合の良い秩序を押し付けることで統治をしていくわけですが、あまりにも自分だけに都合の良い秩序だとうまく統治はできないので、この辺りを神の力を借りるなりしてやってきたんだろうなぁーって感じます。
ま、とはいえね。
僕らは混沌を避けたがり、秩序を求めるっていうクセがあるっぽいですね。
そして、この秩序とはルールであり、よりよいルールの探求こそが人の歴史だったりするのかもしれません。
そして、神話で語られる混沌に秩序(ルール)をもたらした者こそが神だというわけですね。
最近は秩序、すなわちルールをもたらす神は宗教上の神ではなく、科学やエビデンスになり変わってきておる感はありますねー。
ただ、混沌ってこの場合、ちょっと悪者?のような感覚を感じるかもしれませんが、秩序がないのは、べつに混沌としているということではないんですよねー。
【混沌と秩序は相対しない】
秩序のなさは、なんか混沌としたカオスを想像しちゃったりしますが、そういった想像上のカオスというのも、秩序の中で作られた空想の世界であって、なんでもないものは混沌ではないんです。
混沌と秩序は、相対的な関係性ではなく、なんでもないものの中で、秩序というルール遊びを人間だけがやっているだけ。
っていうことなんだと思います。
だから、秩序がないのは、なんでもない。以上。それだけ。
ってことなんですよね。
人の中だけに存在するルールが秩序であって、人がいなくてもちゃんとなんでもない全ては完璧に機能しているんです。
人間だけのルールにどっぷりとハマっちゃうから、宇宙「人」がいるのか?っていう想像をしちゃうわけですが、その場合の宇宙人は僕らと同じような「文明」を持っているのか?というところに焦点が当たっちゃったりするわけです。
文明とは空想の共有でしかなく、そこに価値を置いているのも人間だけなんですよね。
混沌の中、世界は天と地に分かれた。みたいな神話も、
言い方を変えたら、なんでもない中、分離という概念が誕生した。
そして分離の概念が誕生することによって、争いが生まれた。
ってな解釈もできなくはないので、神話とは、人の誕生を語っているようにも読めて面白いですね。
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