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非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考はなぜ私を苦しめるの?【後編】

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【はじめに】

はい。
どうもおはようございます。

さて、
今日は昨日の「思考はなぜ私を苦しめるのか?」
という問いの続きについて書いていきたいと思います。

昨日の記事を読んでいない方はこちらを先に読んでいただけるとわかりやすいかと思います。

 

takuteto.hatenablog.com

 

では、
どうぞよろしくお願いします。

 

【なぜ思考は私を苦しめるのか?】

前回の記事では、思考とはどういうものなのか?ということを中心に書かせていただきました。
というわけで、前置きが長くなりましたが、本題の
「なぜ思考は私を苦しめるのか?」
ということなんですけどね。

これ、思考が私を苦しめているというのは、はたして本当なのか?
まず、ここを疑ってみることをおススメしたいと思います。

具体的にどのようなダメージを思考が与えているのか?
ということを観ていくんです。

するとね。
ついつい僕らは、
「あんなことがあってツラい。」
「こんな思いが出てきてしんどい。」
といった感じでね。苦しみをストーリーとして展開しちゃったりするわけですが、
それだと、またズレてしまいます。

思考ってね。実際に誰かを殴ったり蹴ったりできないじゃないですか。
だから、思考って誰かを苦しめるような力って実際には持っていないんですよね。

ただ、それができるかのような演出をしているんです。

実際に苦しめられているとするなら、その苦しみとは具体的に体の反応として現れているはずなんです。
それをまず、しっかりと確認してみること。
これが大事なんですよね。

ああ、胸に力がきゅっと入っているから苦しいんだな。
お腹に重たい感じがあるから苦しいんだな。

といったように、苦しいのなら、体に具体的な反応があるはずなんですよね。

思考はまるでそれを思考自身が起こしているかのように演出していますが、
実際の苦しみは思考によるものではなく、体の反応に苦しんでいるというのが本当のところなんです。

あくまでも思考は後付けの解釈ですからね。
この体の反応に対して、解釈しているだけなんですよね。

だから、苦しみの現行犯というのは、体の反応なんです。
この苦しみのほとんどは緊張感です。もちろん神経の炎症やその他炎症からくるものもあります。

これが苦しみの直接的な原因なんですよねー。

というわけでね。

なぜ思考は私を苦しめるの?
の答えなんですが、

まず、私というものは思考のストーリーの中にしか存在しないものですので、
そもそもいてませんよね。私も含めて思考ですからね。

そして、苦しみというのも、直接の原因は体の反応であります。
体の反応と思考は別のものですので、思考が苦しめているわけではありません。

ただ、そういう反応が起こっているということなんです。
この反応は実際は苦しみではありません。
ただ、この反応を思考が苦しみだと解釈しているということなんです。

【苦しみから抜けるコツ】

とはいえね。
この質問って実は、なぜ思考は私を苦しめるの?ということを聞きたいわけじゃなく、
本当はどうすればこの苦しみから抜けられるの?ということを聞きたいんだと思うんですよね。

これについてもね。
まずは、思考のストーリーの方に注目するんじゃなく、自分の体の反応、感覚を確かめてみる。
そして、それについて、思考はこう解釈している。
といったようにね。
正しく観ていくことがカギになるんです。

ただ、これってちょっと難しく感じるかもしれません。
下手したら、分析しよう!分析しよう!となってしまって、ますます思考の渦に巻き込まれる。
なーんてことになるかもしれません。

観るというのは、何の気なしに観るという感じですのでね。
分析するということではないんです。

何の気なしにみていると、向こうから「あ!そうか!」ってやってきてくれるんですよね。

でもついつい分析しちゃうクセが出てきてハマってしまうかもしれませんので、
ここは、難しいことをしようとせずに、

たんに、
「あ!ワシは今、キンチョーしているんや!」
ってことに気づいてみるといいと思います。

そして、
「どんなにキンチョーしようが、できることしかできへんのやで!」
ということを知るんです。

だから、できることだけやればいい!以上ってことなんです。

苦しみを感じた時、

「もしかして、ワシって今、キンチョーしてるの??」
ってね。
自分に問いかけてみてもいいかもしれませんね。

ちなみに、ワクワクとキンチョーって実は同じ反応なんです。
そう考えると、キンチョーって別に悪いものじゃないかもって思えるかもしれませんよ。

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