はじめに
ほーい。
おはようございます。
タクさんです。
どうもよろしくお願いします。
なんかねー。
僕らって子供の頃はもれなく大人に教育されるわけじゃないですか。
教育ってね。
なんていうか、ポジショントークのようなものだと思うんですよね。
教えている人が偉いわけじゃないんですが、
まるで、教えている人が偉いんだといった演出がどうしてもついて回るって言うかねー。
だから、僕らは子供の頃、
大人は偉いし、大人はすごい!みたいなね。
強烈な催眠術にかかってるんじゃなかろうか?
ってねー。
そんなふうに思うわけです。
でね。
この催眠術は大人になっても色濃く残ってしまうんですよね。
だから、
どうしても権威とか肩書きというありもしない価値に錯覚してしまうクセがついちゃう。
そんな気がします。
それもこれも、価値によって物事を判断するっていうね。
そのクセがついてしまっていることに原因があるような気がします。
僕らは権威に弱い
僕らっていうか、思考の働きはね。
どうしても権威に弱いんですよね。
なぜなら、思考というのは、あらゆることを個別化し、
個別化したものに意味を与えて理解するというね。
そういう機能というか働きだからです。
そして、意味を与えた時点で、そこに価値という概念が発生するんですよね。
なので、価値があるのかないのか?
これを個別化したものに対して見るわけです。
だからねー。
どんなものにも、これは価値があるのか。意味はあるのか。
という見方をしてしまいます。
これはこういう働きであるわけでして、
んー。
例えばねー。
ネコのオスなんかは、顔がでかけりゃモテる。
みたいなことがあるらしいんですよね。
また、猿のオスはお尻の赤いメスに発情する。
みたいなものもあるらしいんですけどね。
これって、なんていうか、単なる習性じゃないですか。
そして、思考の習性として、なんでもないものに意味を与え、
価値という概念で判断をするという習性が働いているわけです。
だからねー。
どうしても権威というものになびいてしまう。
そういうクセがあるんですよね。
権威という錯覚
権威というものはまさしく錯覚であり幻想のようなものです。
例えば鬼ごっこという遊びはね。
みんなであいつが鬼だと決めることによって成り立つわけですが、
権威もそれと同じようなものでして、
そこに本質的な価値はないんですが、
そういうことにして遊ぶ。
という習性が思考にはあるということです。
あくまでも思考はそういう働きであるということであって、
あなた自身は思考ではありませんよーということはひとこと言っておきます。
これはそういうことにしているだけのことですので、
これを真実としてしまうと、錯覚が強くなるわけです。
この世にはびこるあらゆる詐欺もね。
この権威という錯覚を巧みに使っているものが多いですからねー。
投資詐欺やMLMの勧誘なんかも、
「実は知り合いにスゴイ人がいて・・・」
なーんてセリフから始まるものが多いですからねー。
権威に弱いという習性をうまく突かれてダマされるわけですね。
魚を採るためのワナのようなものと一緒です。
前しか進むことができず、壁があるとその壁に沿って泳いでいく。
そんな魚の習性を利用した、仕掛け網ってあるじゃないですか。
権威をチラつかせて、人をコントロールしようとするのもこの仕掛けと同じようなことなんです。
電熱線のライトで虫をおびき寄せて焼いちゃう装置と一緒なんです。
特段スゴイ人なんていてません。
スピ系や非二元や悟りの界隈でも、やたらと、
「私は特別な力がある」的な、
スゴさが演出されていることってあるじゃないですか。
あれもねー。
権威を利用した広告のようなものですのでね。
まー、あまり権威を誇張した宣伝文句には近づかないことをお勧めします。
釈迦の生まれ変わりだ!イエスの再来だ!みたいなのから、
伝説の聖者のマントラだ!とか、
私は特別な能力を授かっている。
みたいなのもそうですねー。
僕らは権威性に弱いので、ふらふらと近づいたらワナにかかっちゃいます。
ま、僕らというか、思考が権威に弱くできているわけです。
だから、ワシは大丈夫だ!なんて謎の自信は要注意です。
思考は権威に弱いという仕組みで動いておりますのでね。
そもそもね。
スゴイ人なんていてません。
大体みんな似たり寄ったりです。
だって、リスをみてて、あのリスはスゴイ!とか思いませんよね。
確かに多少の個性の違いはありますよ。でもそれはあくまでも個性であって、
優劣ではありませんからねー。
なのでね。
あの人はスゴイなー!ってね。
それがなんか自分の勇気とかそういうのになるのならいいんですが、
そのくらいにとどめておくのが吉ですねー。
あまりに思いが高じてきて、依存が強くなってくると要注意です。
そんな時は、ちょっと離れて目を覚ますのがいいと思います。
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