はじめに
はーい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
ハダカの王様というお話がありますよね。
馬鹿には見えない布地で作られた服を着た王様。
そんな王様に向かって、みんなハダカとは言えない。
みたいなお話です。
だって、馬鹿とは思われたくないですからねー。
みんなハダカだとは言えないわけです。
そんなハダカの王様なんですが、
もしかしたら、僕らはみーんな、ハダカの王様なのかも知れませんよー。
みたいなね。
そんなことをテーマに今日は書いてみたいと思います。
みーんなハダカだったりして。
王様はハダカじゃないかー!
ってね。
でも実は、ハダカなのは王様だけじゃなく、みーんなハダカだったりして。
ってな話なんですけどねー。
どういうことかと言いますとね。
僕らって、生まれてこの方、いろんなルールや、ルールに対する攻略法みたいなものを叩き込まれてきたじゃないですか。
たとえばね。
小さな子供の頃から、
こういうことしたら、怒られるよー!ダメだよー!
あ、これはいい子だねー!えらいねー。
なーんて言われてね。
ほうほう!これをすればいい子なのか!
これはダメなのか!
なるほど、なるほど。
なるほどですねー!
てな感じでね。
純粋な子供はなんでも言われることを受け入れてきたわけです。
ご飯を残せばダメ!
ちゃんとお返事すればいい子!
みたいにね。
探求の始まり
そして、そのうち、ダメ!は避けなければならない悪いことだと思い始めます。
そして、嫌なことや思い通りにならないことはどこかにダメ!な理由があるはずなんだ。
って思い始めるんですよね。
なので、自分のダメなところを排除して、良いところを身につけていこう!
ってねー。いろいろと探求を始めるんです。
本屋さんに行っても、YouTubeのサムネを見ても、今後の役立つスキルはこれだっ!みたいな情報が並び、これはもうオワコンだ!と恐怖をあおっているものもたくさんありますよね。
そして、より良さをなんとか得るために、いろんな情報を身につけては、そんなヨロイを着込んでいるんですよね。
このヨロイは、いわゆる「考え方のレシピ」のようなものです。
実体のないヨロイ
僕らが自分を強くするために集めてきたヨロイ。
すなわち考え方のレシピ。
これをいかにたくさん集めてたくさん着込むか?
こんな探求に明け暮れちゃってた方も多くいらっしゃると思います。
ですが、これらのヨロイとは、まさに実体のないものなんですよね。
そしてまさにこのヨロイのことを、
馬鹿には見えないヨロイなんだ!
僕は賢いからこのヨロイの価値が見えてるんだ!
ってねー、錯覚してたりするんです。
まさに、馬鹿には見えないと言われているハダカの王様の服と同じですね。
そして、このヨロイを着込めば着込むほど、自分自身は窮屈になり、
また、失敗の可能性や恐怖もまたどんどんと増えていくことになるんです。
これが正しい、あれも正しいと正しさを集めれば集めるほど、失敗の概念も同じだけ集めてしまう。
みたいなことと同様ですね。
そして正しさにこだわるほど、失敗が恐怖になってくるわけです。
光が強ければ影が濃くなる!
みたいなことでしょうかねー。
思い込みのヨロイ
まさにこのヨロイは、思い込みのヨロイなんです。
そして、自分を強くするために手に入れてきたはずの、
思い込みのヨロイを脱ぎ捨てた時、このヨロイに実体がないことを知るんですねー。
そして、ヨロイを身につけて強くなった気がしていても、実はそんなヨロイは存在せず、
実は最初っからハダカだったことも知るんです。
この気づきは、なーんだ。ハダカでも大丈夫だったんだ!という気づきでもあるんですねー。
そして、もう新しいヨロイは必要ない。だれもヨロイを必要としておらず、あるがままのみんなで良かったんだ!と言うことを知るんです。
これが、
より良くならねば教からの目覚めなんです。
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