Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思いへの依存からの目覚め

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はじめに

はいよっ!
いらっしゃいませぃ!
タクさんです。

さてみなさん。
マシュマロテストというのはご存知でしょうか?
これは子供時代の自制心が将来の社会的な成功には関連性があるのかー?
みたいなことをはかる実験だったそうなんですけどね。

どういう実験かと言いますと、
方法は色々とあるようですが、例えば
マシュマロを一個お皿の上にのせておいて、
子供の前におくわけです。
そして、
「15分間ちょっと外に出てくるけど、もしこの15分の間マシュマロを食べるのを我慢できたら、もう一個あげるからねー。もし食べてたらもうナシだよー」
といって、部屋を出て、子供の様子を観察する。

と言ったような実験です。

そして、数十年後の追跡調査の結果、マシュマロを食べずに我慢できたグループとそうじゃ無いグループでは、社会的成功にも相関関係が認められた。
みたいな実験なんですよね。

もちろん、我慢できたグループの方が社会的な成功の確率が高かったそうです。

ひゃー。
恐ろしい実験ですねー。僕が子供の頃だったらどうだっただろう??
でも、僕、じつは、子供の頃マシュマロは嫌いだったんですよね。
生クリームなども嫌いで、全般的に甘いものが苦手だったんです。
だから、もしかしたら我慢できたかもしれません。

でも、別に社会的に成功もしてないので、単に嫌いだからで、我慢強いかどうかはよくわかりません。

 

見れば捕まり、見なければスルーできる

さて、このマシュマロ実験なんですが、実際に映像も残っております。
その実験では、我慢できる子ってどのようにしているのかというと、
マシュマロから目を離してるんですよね。
歌を歌ったり、壁の方を見たりしています。
逆に我慢できない子はもうマシュマロの方をずっと見てるんです。
そして、ついに食べちゃうっていうね。

そんな様子も分かったそうです。

自制心というのは、我慢する力が強い。というよりは、
いかに見ないようにするか?が問われるってことですね。

目の前に突きつけられると、逃れられない。
というのが、人のサガと言えるかもしれません。

繰り返されることで真実味を感じている

頭の中のおしゃべりも、
耳を傾ければ傾けるほど、おしゃべりは活発になってきます。
そして、おしゃべりが活発になればなるほど、
このおしゃべりは真実味を帯びてくるんです。
おしゃべりが何度も何度も繰り返されることで、
まるで、このおしゃべりの通りのことが起こっているんだと信じて疑わないようになるわけですね。
これは、テレビコマーシャルと同じ原理です。
テレビコマーシャルをなぜこぞって各企業が行うのか?
というのも、
何度も見せることによって真実味を感じてもらうためですもんねー。

思いは真実でも嘘でもない

頭の中のおしゃべりは、真実でも嘘でもありません。
単なるおしゃべり。それ以上でもそれ以下でも無いんです。
そもそも、この世に正しいも間違いもありませんし、
価値が高いも低いもありません。

そもそも、意味すら存在していません。

だからね。
鳥のさえずりと一緒なんです。

お節介おばちゃんのようなものと言ってもいいかもしれません。

「ふーん。そう思ってるんだね!かわいいね!」
って言ってあげたら喜んでくれますので、そう言ってあげればいいんです。

マシュマロは甘くてとても美味しくてそれはまるで癒しだ!暖かさだ!
なんて思って、じっと見てると、もう食べずにはいられないのと同様に、

この頭の中のおしゃべりは必ず耳を傾けなければならないもので、
大予言であり、真実の提言なのである。
ってねー、そう思ってると、耳を傾けられずにはいられないわけです。

思いへの依存からの目覚め

面白いことに、頭の中のおしゃべりは、実際に目の前にあるものじゃありませんので、
耳を傾けると、このおしゃべりを継続させなきゃならないということにもなりますので、
継続させるための材料探しとつじつま合わせをずっとやり続けることになるんですよね。

そしてまた、なおのこと耳を傾けるということになるわけです。
この繰り返しですね。

この内容がどうってことのない内容なら、
それほど耳を傾けようとはなりません。
だから、頭の中のおしゃべりが繰り返される場合は、問題だと思っていることが多くなるわけなんです。
そんなおしゃべりにも、
「ふーん。そう思ってるんだね!かわいいね!」
「ありがとね!」
ってね。
もうそろそろ電話を切るよーの合図を、あなたのこと嫌いじゃないからねーという思いを込めて言ってあげたらいいんです。

 

takuteto.hatenablog.com

 

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