僕の友人のお父さんの話なんですけどね。
そのお父さん。
癌の宣告を受けましてね。
もう末期癌だったそうで、余命は三ヶ月だって言われたそうなんです。
で、そのお父さん。
どうしたのかというと、
「じゃあ、仕方がないなぁ。」
ということで、家でゴロゴロしながらひたすらお笑いをみる生活に切り替えたらしいんです。
でね、
「ふぁっはっはっは!」って笑いながらゴロゴロと生活をしていて、
三カ月経ってもなかなか死なず、一年経っても死なず。
結局それから数十年経っても未だに元気なんだそうです。
お前の父ちゃんどう?
って聞いても、いつもピンピンしとるって言ってました。
すっかり癌も消えたんだそうです。
いゃ〜笑いってなかなか侮れないですねー。
さてさて、今日は、くにゃんくにゃんの癒しについて書いてみたいと思います。
笑いは、不安を吹き飛ばす
世の中が暗いときは喜劇がはやり、平和なときは悲劇がはやる。
なーんて言いますが、たしかに笑いは不安を吹き飛ばしてくれますので、
喜劇は暗い時代にはもってこいのコンテンツです。
ボクらは、笑いながら怒ることはできませんし、
笑いながらアレコレと不安にかられることもできません。
また、何かを深刻に考えるということも笑いながらはできません。
ためしに、
「がーっはっはっは!」
と笑いながら、自分の行く末について深刻に考えてみてください。
きっとなーんにも考えられないと思います。
だから、笑いは不安をふっとばしてくれるんですよね。
この笑いのからくりを利用したラフターヨガというヨガのジャンルもあります。
お腹から「がーっはっはっは!」って笑うヨガなんです。
ま、ちょっとはたから見ると異様なんですけどね。
でも笑いはとっても良いので、周りを見渡してみて誰も居なければ、
がーっはっはっは!
って笑ってみたら良いと思いますよ。
周りに人がいるときは、ニッコリとするだけでもバッチリです。
特にねぇ。中年以降になると、表情筋が衰えて、普通の顔をしていても怒っているように見えるそうですので、ニッコリをクセづけて、ニッコリ筋を鍛えておいたほうが良いと思います。
不安は身体の緊張感を伴う
さて、なぜ笑いは不安を吹き飛ばすのでしょうか?
それは笑いは身体にまとわりつく緊張感を吹き飛ばしてくれるからなんです。
ではなぜ、緊張感が吹き飛ばされると、不安も吹き飛ばされるのか?
といいますと、
不安というのは緊張感とともに起こるものだからなんですねー。
そして、この緊張感というのは、身体の硬直によって起こるんです。
身体の硬直というのは、どこかに力が入っちゃってる状態なんですよね〜。
笑いは、そんな硬直を取ってくれるんです。
だから、硬直しながら笑うことはできないんです。
だから、
歯を食いしばりながら笑うことができないし、
身体を硬直させながら笑うことはできないんです。
くにゃんくにゃんの癒し
思考もね。
どこか身体を硬直させないと続けられないんですね。
不安も思考も、身体を硬直させることで僕らは維持させているんです。
だから、ずっとそれを続けてると疲れちゃうんですね〜。
ストレスというのは、硬直なんです。
なので、思考や不安やストレスから解放されたかったら、
身体をくにゃんくにゃんにしちゃえば良いんです。
もちろん、笑うのもアリです。
フッと息を吐いて、力を抜いてみるのもいいですし、
体を揺すって肩の力を抜いてみるのもいいんです。
これが気楽さです。
そしてその気楽さのままリラックスすればいいんです。
身体の硬直を取ってやることで、思考や不安を置いておくことができるんです。
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