Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

進化への依存と概念からの自由

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ほーい。
おはようございます。
タクさんです。

きっと良くなる。
この言葉。
とっても勇気をもらえますよねぇ。
だって、良くなりたいですもんね。

でもね。
きっと良くなるという言葉は、
良くならなければならないという呪いでもあるんですよね。

この呪いは進化という概念の呪いです。
僕らはずっと進化して進んでいかなければならない。
っていう呪いにかかってしまっているのかもしれませんねー。

そんな概念を持っちゃうので、進化しなきゃダメといった強迫観念をもっちゃうっていうかね。

というわけで、実は進化って幻想なのでは?
ということについて今日は書いてみたいと思います。

はい。
今日の目次です。

 

 

進化という幻想

僕らはずっと進化を重ねてきた。
そして今は進化の頂点にある。
猿から猿人になり、猿人から原人になり、
そして、ホモ属と呼ばれる今の人類に発展し、
火を発見し、農業を発明し、
科学技術を発展させてきて今に至る。
みたいなねー。
なんか人にはそんな進化という概念があると思うんですけどね。

これねー。
必ずしもそうとは限らないんです。
そもそも、僕ら人類は、数百万年もの間、同時期にいろんな人類と地球上で共生してたことがわかっています。
人類が徐々に進化していったというよりは、同時にたくさんいた人類のなか、
たまたま、今のホモ属だけが残ったということらしいんですよね。
しかも能力が優れていたから残ったのか?というとそうでもなく、
ホモ属よりもネアンデルタール人の方が賢くて体力もあったという説もあります。
単体では僕らホモ属は負けてたんですよね。

あらゆる動物も進化をし続けてきたのかというとそうでもなく、
たくさんの亜種が生まれて分かれて姿を変えつつも、
絶滅も同じように繰り返してきただけなんですよね。

変化は繰り返してきているけど、別に進化ではないのかもしれないんです。

人の歴史は進化したのか?

歴史を紐解いてみても、
古代から順調に進化していったのか?というとそうでもなく、
古代では、地球は丸いという事実は発見されていましたし、
原子といったような物質の存在も示唆されておりました。
それがその後の中世では、地球は平面であるとなってしまいました。
原子の集まりによって全てのものが作られているという説もひっくり返り、
神の御心によってあらゆるものは作られるという説にかわってしまったのです。

近代になって、科学が発展したことにより、
地球はまた丸いことになったわけですが、
これって、単に人が依存先の概念を変えてきただけなんですよね。

力のある領主に依存することもあれば、
神という概念に依存する時代もあり、
それが近代になってからは科学という仕組みに依存することになり、
といったように、幸せの依存先を変えてきただけ。
とも言えるんです。
今は科学の発展が人を幸せにするということも信じられなくなってきている。
という時代なので、変化の時を迎えているというわけなんです。

進化というのは一つの概念です。

進化論というのも単なる概念なんです。
昔は今より劣っているわけでもなく、
今は昔よりも優れているわけでもありません。
現に、古代は、
今のようにたくさんの学者が生まれ、
歴史や科学などの概念がたくさん生まれた時代だったわけですが、
中世のキリスト教信者から見た古代人は、
神を知らない遅れた人たちといった見方をしていたのかもしれません。

僕らは、常に何かを見るときには、今自分が信じている概念を元にストーリーを組み立てるので、今信じている概念が一番正しく進んだものとして見ちゃうわけですが、
あらゆる概念に優れているも劣っているもないんです。
そして、概念の中には普遍的な正しさはないんですよね。

概念からの自由

概念というのは、何かを仮の枠に納めて、その枠ごと理解するという方法論です。
こんな方法論をまことしやかに信じているのはもしかしたら人間だけなのかもしれませんねー。
そしてその癖が、これまた人間にしかない苦しみを作り上げているとも言えます。
概念というのは枠組みによって肯定されている考え方です。
なので、この枠組みに合わないものは肯定されないんです。
つまり問題となってしまうんですよね。
そろそろ僕らは概念をつかった理解を乗り越え、概念は単に概念でしかないという真の理解の時を迎えているのかもしれませんね。
それは、自分以外の何かを拠り所にするのではなく、依存と概念から自由になるということなんです。

 

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