Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

【悟り】知らないうちにかけている色眼鏡

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はい。
おはようございます。
タクさんです。

僕が初めて真実に触れた時。
いわゆる一瞥の体験をした時に感じた率直な感想は、

「だまされたーっ!」

ってね。
そんな感覚だったんです。

なーんていいますか、
拍子抜けといっても良いかもしれませんし、
もしくは、
これなら知ってた!って感覚に近いかもしれません。

騙されたってねぇ。
人聞きの悪い。
って感じなんですが、もちろん突き詰めていくと
誰が騙してたのか?というと、自分ってことになるんですけどね。

でも、
やっぱり、コレのことをいろいろと説いていた聖者さんや先生たち。
この人たちにもだまされてたーっ!ってね。
感じたんですよね。

もちろん、それは誤解なんだということもわかってるんですけどねー。
というわけで、何に騙されていたのか?ということについて書いてみたいと思います。

 

さて、
僕らは、この目の前の真実になぜ気づけないのか?
といいますと、この真実を色眼鏡を通してみているからです。

この色眼鏡が、イメージであり思い込みです。

イメージや思い込みに、
真実に近いイメージもなければ、
正解に近いイメージもありませんし、
もちろん間違ったイメージなんてものもないんです。

全てのイメージは全て等しく思い込みであり、
「良い」「悪い」という判断もまた思い込みの一種なんです。

僕らは真実を思い込みという色眼鏡を通してみることにより、
目の前の真実を見失い、その色眼鏡を外した時、
この色眼鏡(思い込み)にだまされてたーっ!って感じるわけですねー。

もちろん、物理的にこの色眼鏡があるわけではありません。
実体としてあるわけでもありません。

全ては実体のないイメージ、思い込みの類いなんです。

でもほら、
やっぱり、悟りを開いた聖者さんってね。
なんかイメージがあるじゃないですか。

ブッダやイエスキリストは、
きっと恨み言なんて言わなそうだし、
コレを知った人は、みんな優しい微笑みを浮かべてそうだし、
コレは神そのものであってとっても尊いものだし、
まさにコレこそサムシンググレートですもんね。

やっぱり、いわゆる悟りや目覚めって、
全ての悩み事が洗い流され、
輪廻から解脱し、
幸せに満ち溢れる。
なんていうか、そういうイメージがありますもんねぇ。

僕がこの体験をしたのって、今からだいたい10年ほど前なんですが、
その頃って、目覚めというのは、単なる目覚めだけじゃなくて、
スピリチュアルな目覚めといったような妙な定義づけも存在していて、
アセンションがやってくるから、人類がふるいにかけられる。
みたいな話もまことしやかにされていた頃でもあったので、
余計にややこしかったんですよね。
ま、ややこしいのは今も一緒か・・・。

ともかく、目覚めを語る先生たちは、なにかしらの「イメージ」をつけてる人が
多い感じがしたんです。

僕らは常に何を通して世界を見れば良いのか?と正解の色眼鏡を探し求めてしまいます。
これがまさに、探求であり、そもそも正解の色眼鏡なんてものは存在しないので、
この探求は終わらない探求となるんです。

だから、いわゆる先生たちは、
これらがイメージは無いということを説いているわけですが、
それを受け取る僕らは、イメージを探しているので、先生が醸し出しているイメージを掴みとろうとしちゃうわけなんですよね。

そして、そうやって自分が掴んだイメージに騙されちゃうというわけなんです。

もちろん先生の中には、自分の色眼鏡と同じ色に生徒さんを染め上げようとする人もいるかもしれませんし、その辺のことをそもそも知らない先生もおられるかもしれませんが、基本的には先生側にそういう意図は無いと思うんです。

なので、騙してたのは自分であり、自分が自分を騙していたというのが、
本当のところだったんですよね。

「うわっ!騙されてたーっ!」
「誰に?」
「自分に。」

チャンチャン。

なんです。

あらゆる聖者も、ブッダもキリストも神様も、
もちろんスピリチュアルの先生も含めて特別じゃありません。

特別じゃ無いので、特別な能力を持ってるわけでもありません。
だから、その特別さに近づこうとするのではなく、
自分が知らないうちに特別視している色眼鏡。
この色眼鏡に気付くのが先決なんです。

もちろん色眼鏡は悪いものではありません。
この色付けで世界を飾り立てて遊べば良いんです。

そうやって遊ぶのがこの世界の在り方なんです。

 

takuteto.hatenablog.com

 

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