思い悩む時。
そんな時の僕らの思いってね。
基本的には、危険なものを遠ざけようとする働きによるものなんですよね。
もちろん、そうじゃ無い思考もたくさんあるわけですが、
そういった類の思考については、僕らは悩むことはありません。
危険信号がピコピコって反応した思考についてだけ、僕らは悩み迷うんです。
ホントはね。
その思考について悩んでいるわけじゃなく、
単に体に感じる不快感にたいして悩んでいるだけなんですけどね。
ま、この話はまたにするとして、
悩ましい思い。
問題となっていること。
こういった思いにぶつかる時、
僕らは悩み迷うということです。
思いはね。
問題となっていることが起こると即座に反応しますのでね。
ついつい僕らはその思いの声に従わなきゃとんでもないことになるんじゃ無いか?
みたいなね。
そんな錯覚もありまして。
あれやこれやと思いを募らせていくに従って、
悩みのるつぼに迷い込んでしまうというわけですねー。
いわゆるぐるぐる思考って奴ですね。
なんで、思考がぐるぐるしちゃうのか?
というと、
問題に対しての答えが見つかってないからです。
答えがあるのなら、あれこれとは悩まないですもんね。
中には答えはわかってるんだけど、
それでもぐるぐるしちゃう。
って場合もあるかもしれませんが、
それは、その答えのとおりやる気が無い。
という問題に対して起こっておるわけです。
やる気がないという問題になってるんですよね。
それはやる気があるなら問題にはならない議題なんです。
なので、答えが見つからないからぐるぐるするという意味では同じなんです。
でね。
ぼくらって、安心したいとか自由になりたいってね。
願ったりするじゃ無いですか。
これもね。
なんていうか、
僕ら自身がそれを願っているってわけでも無いんですよ。
変な話なんですが。
「え??安心とか自由って僕らが願ってるんやなかったん??」
ってね。
このことを知ることがまさに「真理への目覚め」ってわけなんです。
真理とは、別に大げさなことじゃなく、単に
「思いって思いなんだ!」ってことへの見抜きなんですねー。
「へっ!ありのままってマジでありのまんまじゃん。そのまんまじゃん!」
みたいなね。拍子抜けするような当たり前の見抜きなんです。
「思いは思い?そんなこと知っとるわいっ!」
って思われるかもしれませんが、
僕らは思いを思い(イメージ)として扱ってないから、
ことさら思いの問題を大きく捉えちゃうわけです。
つまり、思いを真実として扱っているんですよね。
思いはあくまでもイメージである。
そして、思いは自分ではない。
自分が思いをコントロールしているのでもない。
思いの中に自分という概念がある。
これが、ホントのところなんです。
真(まこと)の理(ことわり)っちゅうわけですねー。
ま、理(ことわり)っていうのもこれまた思いの中だけにあるものなので、
真理なんてもんは実際にはありませんよん♪
ってなるんですけどね。
これは、思考の層じゃなく、真実の層の立ち位置からいえば、真理なんてないよん。
っていうことであって、本来はあるでもないでもない。みたいなことになるんです。
僕らは真実の層と全く離れることなく、その層のなかで、思考イメージの層を作り上げているだけですからね。
「ある」「ない」の世界も思考イメージの層の中だけでの概念なんです。
海(真実)と波(思考)の関係といったところですかね。
まあ、波の話は置いておいて、思い(思考)に話を戻します。
思いは問題を解決するのが目的だから、解決されたらこの思いから自由になれるって思ってます。
だから問題解決を願うんですね。
そして、
「問題解決=安心」
っていう公式を勝手に作るんです。
安心したいと願うのも自由になりたいと願うのも思い(思考)の都合でおこってることなんです。
「あー安心したい!自由になりたいっ!」
ってね。
やってるのは、自分じゃなくて、思考だと言うことですね。
なので、
あなたからしたら、
思考があれこれ言ったきたとしても、
「そうなん?まー、知らんがな!」
で良いんです。
思考が勝手に自由じゃない理由(概念)を作って自由になりたがり、
安心じゃない理由(概念)をつくって、不安を作るわけです。
これは、ちゃんと思考が仕事をしてくれていることでもあるんです。
思考は、常に安心できないものを探し出してはそれに対処しようとするのが仕事です。
なので、もし、思考ちゃんの思い通りに、安心が手に入ったなら、
思考ちゃんは、
「安心ばかりはしてられないぞっ!さて次の不安点はどこかな??」
と不安の種をまた探し始めてくれます。
これが思考ちゃんの素晴らしいお仕事なので、
もうそれで良いんですよね。
それを変えなきゃならないわけじゃなく、変えようと思っても無理ゲーなんです。
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